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ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2006年4月

2006-04-20

Excelのマクロに挑戦2

 さて,学年ごとの成績データをグラフ化することに挑戦しました。(関数だけでできました。)

 まず,グラフ用のシートを用意しました。このシートの一つのセルに,一覧表の番号を入力すると,児童の氏名と成績データが読み込まれ,表を作り,それをグラフ化するという動作をするように考えました。

 大きな表から必要なデータを抽出する関数として,有名なのがVLOOKUPでしょう。これは,「対象となるシートの,一番左側(A列)の連続データを参照し,一致するセルの含まれる行のデータから,左から何番目のセルにあるデータを抽出する。」という動きをします。
 この指定が難しいのです。ですから,今回はLOOKUP関数を使ってみることにしました。これは,「指定した範囲から一致するデータを探し,対象となる範囲からデータを抽出する。」という動きをします。(^_^;) 言葉だけではわかりにくいですよね。

 さらに,対象となるセルが空白だった時に,0が表示されない工夫もしました。セルだ空白のままだと,動いているのかどうか不安なので,--が表示されるようにしました。その式は,

=IF(LOOKUP(B2,様式1!A5:A154,様式1!B5:B154)="","--",LOOKUP(B2,様式1!A5:A154,様式1!B5:B154))

となってしまいました。これは,

「もし,セルB2の値と同じものをシート様式1のA5~A154の範囲で探し出して,その時のB列の値を参照し,その値が""(空白)だったら,--と表示し,違っていたら参照したB列のデータを表示しなさい。」

という意味です。一つの式の中に,同じ場所を参照する二つの式が入っていて,どう見ても美しくないのですが,今の私の実力ではこれが精一杯です。こうしておくと,得点の欄に0が表示されず,--と表示されるので,テストを実施していないことが一目でわかります。

 ここまで考えれば,後は簡単。児童の氏名,学年ごとの国語・算数の点数を抽出させて表を作り,グラフ化すればいいだけです。グラフはあらかじめ設定しておけば,番号を入れたとたんに反映されるので,特別な式は必要ありません。

 普通,変化の様子を見るためには折れ線グラフを使いますが,未実施の学年のデータが0として扱われるので,見栄えがよくありません。そこで,棒グラフを使うことにしました。こうすれば,実施した範囲の棒だけが表示され,無駄な0点グラフは見えないので,少しだけ見た目がよくなりました。

 次回は,連続印刷に挑戦します。

Excelのマクロに挑戦

 Excelのマクロと言えば,VBA(Visual Basic for Application)が思い浮かびます。でも,ライン文のN88-Basicでプログラムを学んだ古い人間のHorryには,少々難しく感じます。
 でも,どうしても関数だけでは表現できない機能が欲しかったので,マクロを記録することに挑戦しました。(マクロに関しては,まったくの初心者です。)

 全保護者を対象に,学校のWebページなどへの掲載の同意に関するアンケートを実施しました。項目だけでなく,入力するデータも多く,入力した児童としていない児童を分けるために,何度もソートする必要があったのです。(未入力だけ集めればだんだん楽になりますから)

 さて,マクロの記録をクリックして,範囲を指定,並べ替えを指定,で,記録を終えました。このマクロが順調に動くのです。入力の済んだ児童と未入力の児童が簡単に並べ替えられました。「マクロって簡単かも。」このときは,まだマクロの恐ろしさに気がついていませんでした。

 そして本日,学力検査を6年間追跡調査できるシートを作って欲しいという依頼を受けて作り始めました。入学年度ごとに作ったファイルで,年度が替わったら,全児童をクラス順・名前順にソートする必要があります。そこで,各学年の上部にボタンを設置し,クリックするとソートできるようにしようと思ったわけです。
 よく見かけるボタンを挿入し,さてマクロを記録・・・。できない。(・・? どうしてもあの苦手なエディタが立ち上がってしまいます。う~ん・・・。HELP!

 すると,図をボタンにすればいいことがわかりました。で,ホームページに使うようなボタンを作り,マクロを記録・・・。早速テスト!
 「あれ?エラー?」アンケートではうまく行ったマクロなのに,何故かエラーが出ます。何度も記録しなおした末に,記録終了ボタンの横に,なにやらボタンが・・・。そうです。最初のセルの位置を基準に相対的に参照していたためのエラーでした。

 少しだけ上達したような気がしているお気楽なHorryでした。次はグラフ化に挑戦だ!

2006-04-18

今年度の研修計画

 今年度,校内での情報関係の研修の計画を立てています。今のところ,下のようなことを考えています。

  1. 一太郎からWordへの移行
  2. 校務処理向けエクセル入門
  3. 校務処理向けScanSnapの利用法
  4. プレゼンテーションのコツ(パワーポイント中級)
  5. 情報モラルの指導について
  6. 各教科等と情報教育の関係
  7. 教室での教材提示の仕方とそのための資料作り
  8. デジタルカメラでの撮影のコツ
  9. デジタル写真の加工や画像処理,印刷
  10. デジタル写真を使ったスライドショー作成
  11. デジタルビデオのノンリニア編集
  12. CDやDVDの作成

 こんなにたくさんあるのですが,夏休み等を利用すれば何とかなるでしょうか。(^_^;)

 もうそろそろ「機械やソフトの使い方」研修からは脱却したいと思っています。
「このボタンにはこんな機能があります。では,やってみてください。」
では,あまり役に立たないんですよね。
「この機能は,授業ではこのような効果をもたらします。皆さんならどういう場面で使いますか。」
などと言いながら,授業を中心に考えていくことが,我々教員にとっては大切なことであり,一番興味のあることだと思います。特に,実際に授業をイメージした教材を作ってみると,おもしろいんです。(ボクだけ?)

2006-04-17

黄砂

 北京に飛来している黄砂が,ものすごい量だそうですね。黄砂は砂漠の砂が風(偏西風)に運ばれてくるものですから,北京を越えて日本にもやってくるかもしれません。

 黄砂が飛ぶには,砂が乾燥していて風が吹かなければなりません。黄砂が大量に飛んでいるということは,やはり異常気象なのでしょうか。

 黄砂が飛ぶ様子を想像していたら,砂漠が生き物に見えてきました。風を利用して自分の体を移動させているのだとしたら・・・。このまま進めば,砂漠は東方向に広がっていくことになります。砂漠が広がると,ますます食料が不足していきそうですね。

 古い建物や建物跡が地中から発見されますよね。「一体誰が埋めたんだろう」と,子どもの頃から疑問に思っていました。洪水や火山灰は考えていましたが,風の影響で砂が飛ぶのを見ると,廃墟が埋もれるのは案外簡単かもしれないと思ってきました。

 数千年後,「砂漠の中から万里の長城が発掘される。」なんていうことがないことを祈ります。

2006-04-16

文部科学省の考えは?

 3月は,教育の情報化強化月間でした。このポータルサイトには,「読み・書き・そろばん・コンピュータ」と書かれています。これだけを見ると,児童・生徒にコンピュータの使い方を教えるのか?という気がしてしまいます。
 でも,内容を読んでいくと,「授業にICTを」ということで,教師が情報機器を活用して授業を行うというイメージももてます。また,校務の処理に情報機器を使おうという呼びかけもなされているような気がします。

 学校で情報機器が使われる場面は,
 1.児童・生徒が学習するために使う
 2.教師が授業のねらいを達成するために使う
 3.教職員が校務処理に使う
の3種類です。

 この中で一番大変なのが1の児童・生徒が使う場合です。その機器,そのソフトウエアを使うことで,どのような学習効果が期待できるのかを明らかにしなければ,チョークと黒板で授業をしている先生方に使ってもらうのは,難しいと思うからです。
 そのためには,どのような研修が効果的なのか。これがわかったら,私も情報教育マイスター?

2006-04-15

情報教育主任の仕事

 Horryは,校務分掌上「情報教育」の担当です。本市では,その中心になる人に「主任」という名前をつけます。名前だけはえらそうですが,主任手当てが出るわけではありません。(^_^;)さて,この情報教育主任の仕事というのは,多岐にわたっています。校内の情報機器の整備計画に関わる部分から学習指導に至るまで・・・。

1.情報機器の整備
 毎年の限られた予算から,教職員や児童・生徒が使用する機器やソフトウエアの購入計画を考えなければなりません。学校の予算規模からみると,情報教育関係の金額はものすごく高いので,計画的に導入することすら難しいのですが・・・。

2.校内の情報機器のメンテナンス
 たとえ授業中でも「Help!」という声がかかれば飛んで行きます。プリンタのインク交換からマウスのボールの掃除まで,何でもやります。PC室40台のPCにWindowsUpdateをかけるだけでもたいそうな時間が消費されます。

3.児童・生徒への指導
 コンピュータを使いこなせるように,使い方の指導をする時間も必要です。その計画を立て,実際に指導する先生方に事前にマスターしてもらわなければなりません。この時間をとるのが難しい。

4.情報教育についての普及
 情報教育は,http://horry.kazelog.jp/blog/2006/02/post_8c04.htmlにも書きましたが,学校の教育活動全体を通して行うものです。各教科等の指導の中で,情報教育を意識した活動を入れてもらえるよう呼びかける仕事があります。最近は,情報モラルの指導を道徳と関連させたり,総合的な学習の時間に入れたりしていますが,その資料もよういしなければなりませんね。

5.校務の情報化
 学校の中にコンピュータが導入され,仕事が変化してきました。情報機器を使うことで校務にかける時間を減らすことができれば,児童・生徒と向き合う時間も増えるわけです。ただ,機械が便利になればなるほど,仕事の量が増えていくのはなぜなのでしょうか。

6.ホームページの管理
 ホームページは各担任にも作ってもらうのですが,公開するためのゲートウェイ役が情報教育主任です。最終決裁はもちろん校長ですが,校長へのアクセスルートを束ねるのが仕事になります。これもなかなか大変な仕事なんです。

 さて,情報教育主任の仕事の一端を書いてみました。まだまだありそうなのですが,とりあえず思いついたところまで。

2006-04-14

離退任式

今日は異動した職員と子ども達とのお別れの式がありました。 教員に異動はつきものですが、寂しいですね。 あと何校勤務できるのだろうか。 今、目の前にいる子ども達との時間を大事にしなければいけないと思いました。

2006-04-13

パソコン上達法

 情報機器が普及し,仕事にも日常生活にも欠かせないものとなってきました。特に携帯電話は,GPSを装備したり,ワンセグで地デジが見られたり,Webブラウザの機能を持ったりして,もはや電話機能はおまけのようになってきました。コンピュータも,リビングに置いてテレビ(地デジ)を見たり,録画したりできる機能を備えたものもあります。

 機能が充実すると,それを使いこなすことが人間にとって大きな負担となります。数十万円で購入したパソコンを,Webブラウジングと年賀状印刷だけに使用するなんていう人も出てきたりします。もしかしたら,装備された機能の半分も使わずに新機種に買い換える人もいると思います。

 何しろ,最近の情報機器のマニュアルの厚さは半端ではありません。ソフト1本で厚さ2cmものマニュアルがあったりします。これが10冊もあったら,全部読むのは不可能ですね。だから,難しい機能を使わないで無駄にしてしまう人がいるのでしょう。

 子どもは違います。操作の難しいゲームでもほとんどマニュアルを読まずに使いこなすことができます。学校でコンピュータ操作を教えているときにも,教えていない機能まで勝手に発見して使うことができます。

 大人と子どもの違いは何なのでしょうか。それは,好奇心かもしれません。子どもは,「もっと楽しいことはないか。」という気持ちでいろいろなボタンを押していきます。大人は,「こんなことをしたら壊れてしまうのではないか。」という気持ちから,冒険することができないのではないでしょうか。

 大人がマニュアルを読まずにソフトを使うには,そのソフトのヘルプを使うという手があります。ほとんどのソフトはメニューバーに「ヘルプ」と書かれた場所があります。また,F1キーを押してもヘルプが起動するものが多くあります。ソフトのヘルプには,マニュアル以上の使いやすさがあります。何しろ物理的な大きさがない(?)のですから。

 あと,少し高度なことがしたいときには,参考書を購入するのもいいですが,インターネットで検索するという方法もあります。Horryは,よく検索しています。キーワードさえ工夫すれば,かなりの確率で解決方法を見つけることができます。

 でも,一番簡単で確実な方法は,身近にいる人を利用するということです。自分より詳しい人を捕まえて,やり方を教えてもらうのです。このとき,メモは取らない方がいいです。Horryの場合,メモにしてしまうと,書いたことに安心して,覚えようという気持ちがなくなってしまうのです。覚えないと,次に同じ作業をするときに,そのメモを見つけ出さなければなりません。小さなメモ用紙をファイリングしておいて,必要なページを検索するなんて,面倒で仕方がありません。

 覚える気持ちのない人は,ぜひ,ソフト自身に聞いてください。その時の合言葉は,「ヘルプ」です。MS-Officeの片隅で泳いでいるイルカのカイル君は,ただの飾りじゃないんですから。

2006-04-12

給食を見ていて

 商売柄,子ども達が給食を食べる様子をよく見ます。時々これでいいのかな?と思うことがあります。

1.三角食べをしない
 昔は,給食のお盆の上にある食べ物を順番に食べるように言われました。一部ではこれを三角食べとか言ったようです。昔から日本では,米飯を食べるのに一汁一菜が付きました。おかず(菜)を少量取り,一度米飯の上に乗せてから食べます。それから米飯を口に入れ,次に汁を少し飲みます。この繰り返しが三角食べですね。
 今の子は,おかずで米飯を食べる習慣がないようです。ハンバーグと米飯の場合,最初にハンバーグだけを食べてしまうのです。その後,米飯だけを食べます。ですから,こういうときには米飯はたくさん残ります。
 ところが,おかずが何であれ,炊き込みご飯や菜飯はそれ自体に味がついているので,よく食べられます。カレーやふりかけでも同じです。

2.箸の持ち方が
 米飯給食の回数が増えて,給食を箸で食べることが多くなりました。昔の先割れスプーンが懐かしいですね。箸で食べるのを見ていると,持ち方がバラバラです。フォークやスプーンの持ち方も怪しい子がいます。
 家に年寄りがいなくなったので,細かいことを言う人がいないのでしょうか。両親が働いていれば,(うちもそうですが)ゆっくり食べることはごくたまにしかありません。仕方がないのかもしれませんが,大人になったときに苦労するでしょうね。

 こういうことも,給食の時間に指導しなければならないのでしょうか。日本の正しい食事マナーを教えることも,食育の一部であるとは思います。でも,厳しく言って,食事を食べなくなっても困ります。
 食事は文化です。日本の文化を正しく理解してこそ,はじめて国際人になれるのだと思います。英語を覚えるより先に,日本式の食事の仕方くらいは覚えて欲しいと思うHorryでした。

2006-04-11

パワーポイントのスマート操作

 パワーポイントを使ってプレゼンしたり,それを見たりすることが多くなりました。そうするうちに,スライドの作り方や提示の仕方に気づくようになって来ました。スライドの作り方は別の項で書くことにして,今回は,一見上級者風の一味違う操作方法を書いておきます。

 まず,スライドショーをスタートさせる時です。スライドを「スライドショー」の形式で保存しておくと,ファイルのアイコンをダブルクリックするだけでスライドショーが始まります。こうしておけば,余分なアウトラインや他のページを見せることなく,スライドショーが始まります。
 「そんな形式は知らん!」という方は,当然パワーポイントのスライドの形式で保存してあるわけです。ダブルクリックすると,パワーポイントが起動し,編集画面が表示されますね。ここで,スライドショーを始めようとして,メニューバーから操作するのはちょっと格好がよくありません。編集画面が表示されたら,おもむろにキーボードのF5キーを押します。するとあら不思議,スライドショーが始まるのです。

 次は,次のスライドに進んだり,前のスライドに戻ったりする場合です。次に進むには,マウスで左クリックしますよね。前に戻る時には,右クリックして,「前へ」を選択します。これって格好が良くないですよね。
 そこで,キーボードの登場です。マウスの左クリックの変わりにEnterキーが使えます。矢印キーの右や下でも同じ効果が得られます。これで次に進むことができます。前に戻る時には,矢印キーの上か左を使うことができます。

 プレゼンは,スマートに行わないと,聴衆の集中が途切れてしまったり,興味が減ってしまったりします。マウスに頼らない操作方法を探って,使いこなせるようになりたいですね。これからも,いろいろなショートカットを調べていくつもりです。


-天気予報コム-