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ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2006年5月

2006-05-31

学校における個人情報

 学校には,秘密にしておかなければならない情報がいくつかあります。児童・生徒の成績はもちろん,住所,電話番号,家庭環境など・・・。昨年4月の個人情報保護法施行以来,その管理に厳しい視線が向けられています。個人情報保護法の趣旨とは少しずれているのですが,多くの方が個人情報に関心を持つことにはなりました。(過敏すぎる反応が気になりますが・・・)

 学校で扱っている個人情報は,漏洩することがないよう,十分に注意しなければなりません。我々公務員には,「守秘義務」というものがあります。職務上知り得た秘密は,職を退いた後でも漏らしてはいけないのです。もしも,個人情報を流出させたとすると,公務員に禁じられている「信用失墜行為」に当たります。どちらも懲戒の対象になりますね。

 学校では,紙ベースの個人情報の管理,リムーバブルメディア上の個人情報の管理,サーバなどの中の個人情報の管理など,それぞれに応じた取り扱い規程を整備しなければなりません。さらに,個人情報の学校外への持ち出し禁止も,徹底しなければなりません。何より怖いのは,情報を扱う人間のセキュリティホールなのですから・・・。

 上記のような規程を作り,遵守すること。また,ハード的には,鍵をかけるとか,PCのセキュリティ対策を行うとか,サーバへの不正アクセスを防ぐとか・・・。そういうことをしっかりできているかどうかが,裁判になったときに問題になります。

 先生方には,「個人情報がお金になる」ことを,認識していただく必要があると思っています。

2006-05-30

学校の情報セキュリティ

 県総合教育センターのセキュリティに関する講座に,参加することになりました。3回の計画ですが,最終的には事例集を作るということらしいです。

 情報セキュリティについては,大きく二つに分けられると思います。一つは,機械的なもの,もう一つは人的なものです。

 機械のセキュリティは,お金をかければ,かけただけの効果はありますが,完全ではありません。人間のセキュリティは,お金はかかりませんが,徹底させるのは困難です。いずれにしろ,完全なセキュリティなんてありえないのです。

 しかし,できるだけ100%に近づける努力をしなさいと言うことだと思います。今年のもう一つのテーマが見えてきました。(^_^;)

2006-05-29

修学旅行

我が家の娘は,明日から修学旅行に出かけるそうです。群馬県では,30年以上前から中学生の修学旅行は京都・奈良方面がほとんどです。Horryの時代もそうでした。

最近は,行き先も多様化してきているようです。高校になると,千差万別。海外旅行に行く学校も増えてきました。我が家の息子は,沖縄(ここも海外?)に行ってきました。Horryは,再び奈良&京都だったのですが・・・。(^_^;)

反対に小学生は,圧倒的に鎌倉ですね。これに,昔は江ノ島が付いていましたが,今は,横浜(八景島シーパラダイス)や,お台場,TDLなんていうところもあるようです。

昔は,親が連れて行けないから,臨海学校や修学旅行に大きな意味がありました。今は,行こうと思えば自由に行ける家庭がほとんどではないでしょうか。我が家は・・・。(^_^;)

そんな中で,遠足・旅行的行事のあり方は,昔とはずいぶん変わってきているのでしょうね。

2006-05-28

著作権と情報モラル

 情報教育で力を入れて指導するように言われているのが,情報モラルです。なぜか,その中に,「著作権」についての指導も含まれています。まず,ここが大きな間違いなのです。

 モラルというのは,道徳的なもの,倫理的なものであって,心の問題です。ところが,著作権というのは,「著作権法」という法律で定められた,れっきとしたルールなのです。

 モラルは,守らないと社会的信用が失われることはありますが,罪には問われません。(民事的に訴えられる可能性はありますが・・・)ところが,著作権は守らないと法律に違反するわけですから,刑事罰が下されることになります。

 「著作権」を「モラル」として指導しているということは,裏返せば教えている側が正しく理解していないということになってしまうのです。というわけで,今年は情報モラルについて,自分でも勉強して行きたいと思っています。

2006-05-27

カーナビの功罪

本日,車を替えました。やっとカーナビつきになりました。早速,カーナビの効果を確かめるべく,雨の中走ってみました。

カーナビの指示通りに走りながら,ふと気づきました。
「道が覚えられない・・・。」
案内どおりに走る事によって,道路上の目印をおぼえようとか,標識を探そうとか,そんな気持ちがなくなってしまうのです。

今のコンピュータは,GUIが発達して,内部で行われている事はほとんどわかりません。
それはそれで,便利になったというのでしょうが,コンピュータを使うことで,頭を使わなくなるのでは,こまるかな?と思いました。

2006-05-26

放送・視聴覚・情報教育

 今日は,群馬県教育研究会情報教育部会の理事総会が開かれました。その中で,関ブロや全国大会の予定も話されたのですが,「情報教育」と名乗っているところはないんですね。

 「放送教育」や「視聴覚教育」という名称で,研究会を開いているのです。私たちの情報教育部会も,視聴覚教育の延長線上にある,情報機器活用教育的な側面が強いように感じます。

 放送教育や視聴覚教育は長い歴史を持っています。かれこれ50年以上になるでしょう。情報教育という言葉が生まれて10年は経ったと思いますが,歴史の差は歴然です。

 情報教育が正しく理解されれば,放送教育・視聴覚教育と並んで,情報教育が認めてもらえるような気がするのです。情報教育は,学校教育全般において行われるもの。と思っているHorryでした。

2006-05-25

オイルショックふたたび?

 原油高騰のあおりで,ガソリンが高くて困ります。まして,私の愛車はご老体で,1リットルあたり6km走ってくれません。また,自動車税が高いんですね。これではやっていけないと,燃費のいい車を買うことにしました。(^_^;)

 さて,今朝のニュースで,トイレットペーパーが値上がりするとか言っていました。30年以上前のオイルショックの頃を思い出します。あの時は,原油が値上がりするということで,トイレットペーパーがなくなるといううわさが立ち,パニックになった国民が,トイレットペーパーの買いだめに走ったわけです。

 今回は,そんなパニックが起きるとは思えませんが,いやな予感もします。前回のオイルショックのあと,景気はどうなったんでしたっけ?

2006-05-24

やっぱり群馬は関東じゃない?

 今日の前橋の天気は,午前中は暑いくらいの晴れ,午後は黒い雲から遠雷が聞こえたものの,雨は少し降っただけです。こんな天気の時には,車が汚れるんですよね。

 さて,天気予報やニュースの気象情報を聞いていると,
「関東地方には大雨洪水警報が出ています。」
とか,
「関東地方では,今夜遅くまで雷や大雨に対する警戒が必要です。」
とか言っています。前橋は雨なんていうほどの雨は降っていないんです。

 ということは,群馬県の県庁所在地前橋市は関東地方の仲間に入れてもらっていないということなんですね。本当に寂しい限りです。

2006-05-23

イカのおすし

最近,また幼い子どもが被害者になる事件が増えていますね。小学校で仕事をしている者として,また,親として,大変残念です。突然我が子の命を奪われたご両親の気持ちを考えると,犯人に対する怒りがこみ上げてきます。

そんな事件が頻発するようになって,学校では「いかのおすし」を指導しています。今流行の「食育」ではありません。(^^ゞ

いか:知らない人についていかない
:知らない人の車にらない
お声を出す
ぐに逃げる
:人にらせる

これを使ってポスターを作ったり,防犯教室で話をしたりしています。

そんな時,友人から「イカのおすし」の歌があることを教えられました。CDにもなっているそうです。(こういう情報には本当に疎くて・・・)

kirakira という4人グループが歌っています。
http://kirakiland.web.infoseek.co.jp/index.html
から,踊りのビデオつきで視聴できます。マイナーなレーベルらしく,いつも使っている通販サイトでは見つけられませんでした。(^_^;)

こんな歌がたくさん売れる世の中って,少し悲しいです。子ども達だけでなく,全ての人が安心して暮らせる世の中なんて,実現は不可能なんですかね。人間って,そんなに悲しい生き物だったのでしょうか。

子どもに道を尋ねただけで,不審者と間違われてしまうこともあるそうです。幼い時から人を疑って生きるなんて,悲しすぎます。「人を見たら泥棒と思え」というのは,みんなが安心しきって暮らしていたことへの注意喚起だったのでしょう。でも,今は,本気でそう指導しているのです。本当にやるせなくなります。

2006-05-22

プレゼンテーション入門

最近は,プレゼンテーション(以下プレゼン)入門と言えば,PowerPoint の研修?というようなイメージをもたれることが多くなっています。でも,PowerPointは,プレゼンに使えるスライドを作って表示させるソフトです。プレゼンのごく一部でしかないのです。

PowerPointが普及する前は,OHPが主流でした。それから,35mmフィルムの「スライド写真」を使うこともありました。アナログでは,模造紙に書いたり,紙芝居にしたり・・・。もちろん,何も使わないのもありですし,実物を見せながらなんていうのは本当に効果があります。

さて,PowerPointを使ってプレゼン用のスライドを作る時に,子どもに指導していることがあります。もちろん,自分も気をつけていますが・・・。

  1. 色合いはコントラストが高くなるようにする。
  2. 文字はできるだけ大きくする。
  3. 文字はできるだけ少なくする。
  4. アウトラインをしっかり把握し,キーワードを決める。
  5. 写真等の資料を効果的に使う。
  6. アニメーション効果は「ここぞ」というポイントのみで使う。

さらに,発表する時には,

  1. スライドに書いてあることは,読み上げない。
  2. 聞いている人の眼を見ながら話す。(アイコンタクト)
  3. 原稿は,できるだけ読まない。
  4. 声の大きさや,話す速さを意図的に変える。
  5. できたら,身振り手振りを加える。

子どもが原稿を見ながら,たどたどしく発表するのは,まだ許せるのですが,大人が原稿を読みながら,聴衆を無視して話をするのは許せません。

上級者になると,聴衆の反応を感じながら,微妙に話し方を変えることができるんですけどね。


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