いじめの撲滅に向けて
最近,いじめを苦にした自殺等がクローズアップされていますよね。先生方もがんばっているのですが,いじめはなかなかなくすことができません。
いじめの原因はいろいろ考えられますが,Horryは,テレビ番組に大きな影響力があるように感じます。
5~6人で一人の敵を倒すヒーローが多くなりましたよね。昔のヒーローは,たった一人でたくさんの敵と戦っていたのに・・・。男の子向けの番組だけではありません。女の子向けの番組でも同じ様な傾向が見られます。曜日の数ほどいるヒロイングループが,一人の敵と戦うアニメがありましたが,最近は友だち二人組みの番組が多いですね。
幼い頃からこのような番組を見て育った子ども達は,集団で一人をいじめることが,正しいことのように感じるのではないでしょうか。
国民的人気アニメの中にも,問題はあります。体の大きないじめっ子,それにおべっかを使うお金持ちの家の子,この二人が,運動や勉強が苦手で心優しい少年をいじめるわけです。少年の救いは未来からやってきたロボット。でも,本当にいじめられている子には,未来からのロボットなんてやってこないんです。
言葉によるいじめを助長しているのも,マンガやテレビ番組,ゲーム等だと思います。「死ね」「うせろ」「消えな」など,聞くに堪えない言葉を使う番組やまんがの如何に多いか・・・。このような言葉は放送禁止用語に指定すべきです。
また,上記のようなマンガや番組は,PTA等が有害図書,有害番組等に指定するのはどうでしょうか。テレビ局なども,18歳以下視聴禁止等の措置をとるようにすることもできるでしょう。
特に,毎週のように人が死に,死体を転がしたままで推理を始める少年が出るような番組は,放送禁止にすべきだと思うのですが・・・。
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