プレゼンテーション入門
最近は,プレゼンテーション(以下プレゼン)入門と言えば,PowerPoint の研修?というようなイメージをもたれることが多くなっています。でも,PowerPointは,プレゼンに使えるスライドを作って表示させるソフトです。プレゼンのごく一部でしかないのです。
PowerPointが普及する前は,OHPが主流でした。それから,35mmフィルムの「スライド写真」を使うこともありました。アナログでは,模造紙に書いたり,紙芝居にしたり・・・。もちろん,何も使わないのもありですし,実物を見せながらなんていうのは本当に効果があります。
さて,PowerPointを使ってプレゼン用のスライドを作る時に,子どもに指導していることがあります。もちろん,自分も気をつけていますが・・・。
- 色合いはコントラストが高くなるようにする。
- 文字はできるだけ大きくする。
- 文字はできるだけ少なくする。
- アウトラインをしっかり把握し,キーワードを決める。
- 写真等の資料を効果的に使う。
- アニメーション効果は「ここぞ」というポイントのみで使う。
さらに,発表する時には,
- スライドに書いてあることは,読み上げない。
- 聞いている人の眼を見ながら話す。(アイコンタクト)
- 原稿は,できるだけ読まない。
- 声の大きさや,話す速さを意図的に変える。
- できたら,身振り手振りを加える。
子どもが原稿を見ながら,たどたどしく発表するのは,まだ許せるのですが,大人が原稿を読みながら,聴衆を無視して話をするのは許せません。
上級者になると,聴衆の反応を感じながら,微妙に話し方を変えることができるんですけどね。
私も自分のblog で何度か
プレゼンについて記事を書きましたが、
同様に思います。
プレゼン=スライド、PowerPoint という誤解が
多くなっているような気がします。
相手に自分のプレゼンをわかってもらうために、
スライドを使ったり、配付資料を使ったりするのですね。
http://mochizuki.la.coocan.jp/blog/
http://www.mochizuki.net/
投稿: Y.Mochizuki | 2006-05-23 06:21