イカのおすし
最近,また幼い子どもが被害者になる事件が増えていますね。小学校で仕事をしている者として,また,親として,大変残念です。突然我が子の命を奪われたご両親の気持ちを考えると,犯人に対する怒りがこみ上げてきます。
そんな事件が頻発するようになって,学校では「いかのおすし」を指導しています。今流行の「食育」ではありません。(^^ゞ
いか:知らない人についていかない
の:知らない人の車にのらない
お:おお声を出す
す:すぐに逃げる
し:人にしらせる
これを使ってポスターを作ったり,防犯教室で話をしたりしています。
そんな時,友人から「イカのおすし」の歌があることを教えられました。CDにもなっているそうです。(こういう情報には本当に疎くて・・・)
kirakira という4人グループが歌っています。
http://kirakiland.web.infoseek.co.jp/index.html
から,踊りのビデオつきで視聴できます。マイナーなレーベルらしく,いつも使っている通販サイトでは見つけられませんでした。(^_^;)
こんな歌がたくさん売れる世の中って,少し悲しいです。子ども達だけでなく,全ての人が安心して暮らせる世の中なんて,実現は不可能なんですかね。人間って,そんなに悲しい生き物だったのでしょうか。
子どもに道を尋ねただけで,不審者と間違われてしまうこともあるそうです。幼い時から人を疑って生きるなんて,悲しすぎます。「人を見たら泥棒と思え」というのは,みんなが安心しきって暮らしていたことへの注意喚起だったのでしょう。でも,今は,本気でそう指導しているのです。本当にやるせなくなります。
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