大学での授業
本日,出身大学にいって講義をしてきました。大学で授業するなんて,Horryには考えられないことです。
なにしろ,大学時代に授業をまともに受けた記憶がないので,どう進行すればいいのか分からないのです。(^_^;)
それでも何とか,情報機器の学校での活用例について話してくることが出来ました。日ごろ接している小学校1年生とは一回りも違う若者に話すには,リズムも何も全て変わってきてしまいます。本当に難しいです。
次回は来週の金曜日。今度は模擬授業のようにしてみようかな?
ホリー
ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。
池井戸 潤: 下町ロケット
直木賞受賞作品。積ん読だったけど,賞をもらったというニュースで読み始めたら5時間で読了。まるで映画を観ているような展開でした。映画化の話も出るかも知れませんね。 (★★★★★)
吉村 昭: 三陸海岸大津波 (文春文庫)
津波の恐ろしさと,三陸海岸に住む方のたくましさが伝わってきます。 (★★★★)
キム キョンテ: スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本
プレゼン技術を学ぶことは,授業技術の改善にもつながるかと思って読んでみました。
スティーブのプレゼンに向けての周到な準備に,頭が下がりました。 (★★★★)
本日,出身大学にいって講義をしてきました。大学で授業するなんて,Horryには考えられないことです。
なにしろ,大学時代に授業をまともに受けた記憶がないので,どう進行すればいいのか分からないのです。(^_^;)
それでも何とか,情報機器の学校での活用例について話してくることが出来ました。日ごろ接している小学校1年生とは一回りも違う若者に話すには,リズムも何も全て変わってきてしまいます。本当に難しいです。
次回は来週の金曜日。今度は模擬授業のようにしてみようかな?
学校にコンピュータが導入され,教育に利用されています。その際,「コンピュータは道具だ。」という言葉がよく聞かれます。確かに道具なのですが,今までの道具とだいぶ違うのがコンピュータをはじめとするICT機器なのです。
学校に古くからある道具と言えば,黒板,チョーク,教卓などでしょうか。黒板は,チョークによって文字などを描かれたり,マグネットで紙などを貼り付けられたりする機能を持っています。また,オプションとして,爪で引っかくと気持ちの悪い音を出す装置としても使われることがあります。
チョークの機能は,黒板に文字などを描くことが主ですが,時として,居眠りしている生徒への攻撃手段として使われたこともありました。このように,昔の道具は,ある特定の機能を満足させるために工夫されてきました。
では,コンピュータはどうでしょうか。ワープロソフトを使って文字や画像を入力し,整形して印刷する命令を出します。表計算ソフトを使うと,電卓よりもはるかにすばやく計算をすることができます。時には,音楽を演奏したり,動画を編集したりすることもできます。
例えれば,昔の道具は,特定の商品のみを扱う個人商店,コンピュータは百貨店といったところでしょうか。個人商店には,目的とするものしか置いてありませんから,必要な時にだけ出かけます。それに対して,百貨店は,実に様々な商品が取り扱われているので,その店の中の特定の一角に行って,その商品を手に入れることになります。
多くの人にとって,百貨店の中にある「その他」の場所は,まったく関係のない場所なのです。例えば,夕食のおかずを買いに百貨店に行ったときには,地下だけをめぐれば事が足ります。1階から上には行かなくてもいいのです。
さて,コンピュータはどうでしょうか。コンピュータでビデオ編集をしてDVDを作りたい人は,表計算ソフトもワープロソフトもいらないのです。仕事でワープロや表計算のソフトを使う人にとっては,テレビを見られる機能なんて必要ないものなのです。どうですか,まるで百貨店みたいではありませんか。
さて,建設費はどうでしょう。考えるまでもありませんよね。間口1間の小さな専門店を作るのと,巨大な百貨店の建物を作るのでは,コストが何百倍も違います。コンピュータも高機能を盛り込んで,価格が上昇するのは当然のことです。
でも,その機能を使っているかと言えば,全部使っている人はほとんどいないと言えるのではないでしょうか。使わない機能にお金を出す。それが百貨店方式のコンピュータなのです。何が必要なのかわからない人は,仕方がないので高いお金を出して,使わない機能までを手に入れます。何度かそれを繰り返した人は,自分にとって必要な機能が判断できるようになりますから,余分なコストを抑えることができるようになります。
でも,使わない機能でも,何となく,ついていた方が,購入する時に安心するんですよね。人間の心理って不思議なものです。
新年度が始まって,学級だよりのタイトルを考えています。と言っても,何となく駄洒落で考えている自分がいるのですが・・・。
今までの例だと,5年2組を担任した時には,「GO!GO!5の2」(GOが二つ)。3年1組の時は,「サンドイッチ」(3 and 1)。ちょっと苦しい・・・。学級の児童数が7人の小さな学校の時は,一人一人がカラーを出し合って一つになるということで虹を表すイタリア語で,「アルコバレーノ」という事もありました。昨年度は,2年生の学年だよりのタイトルがなかなか浮かばず,「2年,2年・・・。に,に・・・。にこにこ・・・。スマイル!」と言うことで,「スマイル」に落ち着きました。
さて,今年度は何にしようかな。このブログを見ている保護者の方もいらっしゃるので,何年生の担任になるか書けませんが,早く決めないと,他の仕事が・・・。う~ん,何にしよう!
私の携帯電話(ケータイ)についているカメラで,花びらの写真を撮影してみました。
これは,解剖顕微鏡(10倍)の接眼レンズに,ケータイのカメラのレンズをつけて撮影したものです。
顕微鏡の視野が見えてしまっていますが,ズームインすると視野が広がり,周りの枠は見えなくなります。
もちろん,普通の顕微鏡の接眼レンズにカメラのレンズを当てるだけでも,撮影することができます。ただし,接眼レンズの径が小さくなればなるほど撮影は難しくなります。
顕微鏡にCCDカメラのついた製品も売り出されていますが,まだまだ全ての学校に普及するには至っていません。そこで,苦肉の策として,デジカメで写真を撮る方法を思いついたわけです。(Horryが最初だとは思いません。きっと全国にはもっと早くから撮影している人もいるでしょうから。)
こんな写真が取れると,理科の授業がやりやすくなります。顕微鏡は基本的に一人で見るものですが,大きく映し出すことで,学級全体で共有することができるからです。
きちんと三脚等で固定し,セルフタイマーを活用すれば,さらに鮮明な画像を得ることができます。また,デジカメの動画撮影機能を使えば,メダカの卵の中で心臓が動き,血液が流れる様子も撮影できます。
ちょっとしたコツが必要ですが,お試しください。
今日は,娘の通っていた中学校で,卒業式が行われました。娘の卒業式には,妻が出かけていきました。
私が仕事から帰ると・・・。
「来賓や保護者がそろっている時間に予行練習ってするの?」
「えっ?」
「議員さんや教育委員会の人までみんなそろっているのに,音楽の先生が出てきて,歌の指導をしていたわよ。」
「・・・。」
「2年生の男の子が上履きを片方しか履いてないの。体育館は寒くて,その子は足が冷たそうだったわよ。式が終わるころになって気がついたんだけど,その子の何人か前の男の子が上履きを前に蹴っているの。先生って気がつかないのかな。」
「・・・。」
同業者の悪口を言うわけにもいかず,なんとなくうなずきながら聞いていましたが,保護者の目って厳しいですね。うちの妻は,そんなことが気になって,娘の卒業式で感動できなかったと言っていました。
Horryが勤務している小学校の卒業式まであと10日。妻の言葉を肝に銘じて,明日からも指導していこうと思ったHorryでした。
Horryが勤務する市でも,校務の情報化が少しずつ進んできています。
まず,校内でグループウェアが使えるようになりました。まだ,掲示板や回覧板程度の活用しかできていませんが,施設の予約や個人の予定表などの機能も搭載されています。
また,電話連絡網に代わる保護者への連絡手段として,メールを活用し始めました。本校では,80%以上の保護者の方が登録し,これから活用が始まるところです。
さらに,出席簿を印刷するシステムや時数管理,成績処理でもコンピュータが活用されてきています。それに使うソフト(?)は,Excel+VBAやマクロで作られています。
また,一人一人の教員が作った教材(デジタルなもの)の共有システムもできました。市内で共有すれば,作成にかかる時間が節約できますね。
校務の情報化によって,問題になっている教員の多忙感が減少し,児童・生徒と触れ合う時間が生み出せれば,いじめなどの問題も少なくなっていく効果もあるのではないでしょうか。
もう少し産みの苦しみが続くんでしょうけどね。
経済産業省とCECが,教育現場にオープンソースなソフトやOSを導入する実験を行い,その成果が発表されましたね。E-スクエアですか。
多くの学校に大量に残されているWindows98系のPCは,Microsoft社のサポートがきれ,更新ファイルも提供されなくなりました。それに伴って,ウイルス対策ソフトのサポートも切れてしまいました。
でも,学校によっては,まだまだ現役で動いているところもあります。セキュリティ面で大きな問題があるのは確実です。
そんなPCにLinuxを入れ,寿命を延ばそう!安全に使おう!という試みだと理解しました。確かに,Windows98が動いていたPCなら,Linuxを動かすことは可能でしょう。もちろん,ハード面での可能性です。それを使う児童・生徒も,大きな問題はないでしょう。
では,何が問題か?それは,教員のリテラシーだと思います。Windowsの操作をやっと覚えたと思ったのに,違うOSの操作だなんて・・・。Macのような扱いやすい直感的なGUIでも,抵抗感のある人(Windowsな人)がいるんですよね。
Linuxをコマンドラインからコントロールするなんて,MS-DOSで育った世代のHorryは,ワクワクしてしまいますけどね。(^_^)v
中3の娘がインフルエンザにかかりました。(^_^;) 公立高校後期選抜の願書提出目前です。まあ,試験直前じゃなくて良かったと言うべきでしょうか。タミフルをもらっているので,すぐによくなってくれると信じていますが・・・。
例年より温かく,湿り気もあるのでインフルエンザの大流行は抑えられていますが,ストレスを抱えた受験生などは,抵抗力が落ちますから感染してしまう可能性が高くなるんでしょうね。
健康に過ごすには,規則正しい生活と,バランスの良い食事が欠かせませんね。小学校でも,食が細い子ほど欠席数が多いように感じています。そんなことからも,食育って大事なんだと感じています。
テレビや新聞で「教育再生会議」のことが話題になっていますね。体罰の容認だとか,授業時間数を増やすとか,教員免許状を更新制にするとか・・・。詳しくは,「教育再生会議」で検索してください。第一次報告が公開されています。
授業を10%増やすということは,小学校でおよそ100時間の授業時間を増やすということになります。1日6時間の授業をするとして,16~17日の授業日を増やさなければいけません。
Horryが勤務している地域では,この前,夏休みが1週間短くなりました。それでも5日しか増えていません。始業式や終業式の日でも,給食を食べて午後まで授業を行います。こうすることで,学校行事に充てる時間を確保してきているのです。
いったいどうなるのでしょうか。Horryとしては,土曜日の授業を復活させることがいいと思っています。午前中だけ授業をして,時間のある教員は,出前を食べながら雑談したり,午後も残って1週間分の残務整理をしたり,教材の準備をしたり・・・。サービス残業なのですが,気持ち的には「ゆとり」がありました。
今度の通常国会に法案が提出されるそうです。普段は見ない国会中継ですが,録画してでも見なければと思っているHorryでした。
教員の多忙感が問題になっています。(酒気帯び運転の方が大問題ですが・・・)
多忙感を減少させるために,ICTも役に立ちます。
例1:職員朝会(朝の打ち合わせ)の削減
掲示板や回覧板を使えば,簡単な連絡は済ませることができます。そうすれば,週2回の朝会を1回に減らす事くらいは可能でしょう。
例2:職員会議の効率化
これも,事前に資料を配布し,目を通しておくだけで,時間が短縮できます。
例3:事務仕事の効率化
学級会計など,会計簿を表計算ソフトで作成すれば,電卓をたたく必要はありません。会計報告も自動的に作成できます。
こんな感じで,いろいろ活躍する場はありますね。でも,こんな環境が実現されるためには,教職員一人一人にPCが配られている事が前提ですけどね。
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