校務の情報化
Horryが勤務する市でも,校務の情報化が少しずつ進んできています。
まず,校内でグループウェアが使えるようになりました。まだ,掲示板や回覧板程度の活用しかできていませんが,施設の予約や個人の予定表などの機能も搭載されています。
また,電話連絡網に代わる保護者への連絡手段として,メールを活用し始めました。本校では,80%以上の保護者の方が登録し,これから活用が始まるところです。
さらに,出席簿を印刷するシステムや時数管理,成績処理でもコンピュータが活用されてきています。それに使うソフト(?)は,Excel+VBAやマクロで作られています。
また,一人一人の教員が作った教材(デジタルなもの)の共有システムもできました。市内で共有すれば,作成にかかる時間が節約できますね。
校務の情報化によって,問題になっている教員の多忙感が減少し,児童・生徒と触れ合う時間が生み出せれば,いじめなどの問題も少なくなっていく効果もあるのではないでしょうか。
もう少し産みの苦しみが続くんでしょうけどね。
教材(デジタルなもの)の共有についてですが、
他の著作権に関係するものを含む場合は、
サーバに保存することや共有することができませんね。
そのあたりは、手続きの方法が示されているのでしょうか?
投稿: Y.Mochizuki | 2007-03-10 08:43
著作権については,慎重に取り扱う必要がありますよね。あくまでも,自作のプリントやワークシートなどが中心です。もちろん,挿絵なども教科書のコピー等はしないということです。
ほかには,市教委が作成した,基礎・基本確認テストなんていうのもあります。(計算問題や漢字の書き取り問題が中心ですが)
われわれが,業務上作成した指導案やプリントについては,学校(や設置者)に著作権があるという判断になると聞いたことがあります。勤務時間外に,自宅で作成した場合は,自分のものになるのでしょうけど,校長の命令で勤務時間内に作成したものは,学校のものという判断だったと思います。(ちょっと疑問はありますが・・・)
投稿: Horry | 2007-03-11 23:36