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ホリー

ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2007-11-20

エクセルで持久走のタイムを表示

 学校で使える,エクセルの小技シリーズ(そんなのあったかな?)です。

 子どもたちの体育などのデータをエクセルで扱うことは,最近多くなってきました。50m走のタイムなどは,8.54などと入力すれば,数値として扱われて,ソートなども簡単にできます。

 ところが,長距離走や水泳の長い距離の種目の記録は,どうすれいいのでしょうか。

 友人からの問い合わせに答えるためにいろいろ調べたのですが,結局,力技になってしまいました。(^_^;)

 いろいろ考えた結果,「セルの書式設定」で,「表示」の「ユーザー定義」を使うことにしました。ここに,「mm:ss.00」と入力すれば,03:25.83(3分25秒83)という記録が入力できるようになります。

 これは数値データなので,ソートやデータの抽出,平均など様々な関数を使うことができます。
※関数を入れて結果を表示させるセルの書式も同じにしておく必要があります。

 これは,結構使える技だと思いますよ。

2007-11-16

今日の講義

 今日は,地元の大学に後期2回目(これで今年度は終了)の講義に行ってきました。

 基本的には前期の2回目と同じなのですが,情報機器を実際に学校でどのように使っているかを,模擬授業のようにして教えてきました。

 デジタル教科書(体験版をいただいたので)や,書画カメラ付きプロジェクタ,書画カメラ(実物投影機:これも借り物),無線のペンタブレット,デジタルカメラの活用例,ViX(フリーソフト)の便利な機能,PowerPointによる自作教材,Photo Story 3の活用例,群馬県総合教育センターご自慢のG-TaKの活用例などを,1時間30分にわたって紹介しました。

 途中,大学の隣にある小学校から3年生が見学にやってきたので,マグネットスクリーン上に投影した問題に,解答をホワイトボードマーカーで書き込んでもらいました。(この部分は,模擬授業というよりも,授業例という感じかな)

 我々の業界は,限られた予算の中で,本当に必要なモノを購入し,工夫して活用することが求められます。今の時代,学校行事を記録するためだけに,デジタルカメラを保有している学校なんてないでしょう。あるものは有効に使わなければなりませんから。

 たくさん話をした中で,学生さんが一番驚いていたのが,プロジェクタの画面を黒板に直接投影した時でした。黒地に白や薄い黄色などの文字で作成した画面は,黒板に映すと文字をきちんと読むことができるのです。

 PowerPointで,こんな画面のスライドを作っておけば,黒板上に投影して,直接チョークで書き込むこともできます。マグネットスクリーンがあれば最高なんですが,ない場所では,こんな方法もあるんだと教えてきました。

 それにしても,たくさんもって行き過ぎて,片づけが大変だったのですが,学生さんが自主的に手伝ってくれて,感謝!でした。

2007-11-09

情報教育の研究大会

 本日,群馬県小中学校教育研究会情報教育部会主催の研究大会がありました。Horryは,事務局兼雑用係(!)として参加しました。

 小学校では,情報機器を使った授業(国語・体育)と,情報活用の実践力を高めるような授業(総合)を公開していました。中学校では,情報モラルの授業で携帯電話を取り上げていました。

 県内外から150名ほどの参加者があり,Horryは,スムーズに運営できるように,ウロウロしていました。(^_^;)

 ICT活用教育の実践発表もあり,盛り上がった研究大会でした。指導・講評は,これからの情報教育やICT活用教育について,もう少し突っ込んでいただいても良かったかなと感じました。

 詳しくは,公式な記録がアップされると思いますので,ここでは触れません。というか,雑用係をしながらだったので,詳しく記録をとっていないというのが本当のところです。

 協賛企業(協賛金不要!)の展示もありましたが,会場が狭く,十分に見ていただけなかったかなというのが反省です。

 運営側の立場で研究会に参加するのは,楽しいのですが,詳しく見られないというジレンマもあります。来年の高崎市での大会には,気楽に参加するぞ!

2007-11-06

小学校用に欲しいソフト

 小学生に情報機器を使わせる場面は,いろいろ考えられます。その中でも,表現ツールとして,情報機器を活用するというのが,これからの流れではないかと勝手に考えています。

 低学年のお絵かきから始まって,高学年ではプレゼンテーションを行うことができるようになるという感じです。

 そんな中,自動で動く紙芝居を作らせたら面白いかな,と考えてしまいました。写真や文字を組み合わせて,ストーリーのある作品や,スライドショーなどを簡単に作れれば,表現の幅が広がると思うのです。

 タイムライン上に画像を並べ,表示時間を設定すれば,Flashのファイルとして吐き出してくれるようなソフトが理想です。それだけの機能で十分です。

 と思って探してみると,結構ありますね。フリーソフトが!早速ダウンロードして試してみましょうかね。

2007-10-29

OHPも使えるかも

 その昔,教室の天井には,スクリーンが付いていました。黒板に向かって斜め左が多かったと思います。引っ張ると,若干斜めなスクリーンが降りてきたものです。

 さて,そこに映すための道具は,OHPと呼ばれる投影装置が一般的でした。(過去形になっている自分が怖い)今では,学校のOHPは処分されたり,片隅に追いやられていることが多くあります。

 しかし,OHPは,ものすごく手軽なICT機器でした。TP(透明なシート)を重ねることで,様々な表現ができました。基本的に透過光を利用するので,光を遮断するものも効果的に使えました。透明シートをうまく配置すると,授業の進行に合わせて多様な表現をすることができました。

 プレゼンの際に,直接TPに書き込むこともできました。水性ペンを使えば,簡単に消せて,何度でも使えました。

 ものすごく高価なものでしたが,偏光シートなんていうものもありました。これを使うと,動きなどを表現することもできました。

 そんな使われていないOHPの利用法を思い出して,使ってあげるのもいいかと思います。例えば,三角定規を映しながら,線の引き方を指導したり,長さの計り方を指導したりすることができます。

 また,たくさんあるTP資料の中には,未だに使えるものもあるでしょう。自作するのも簡単です。(私にとってはPowerPointのほうが簡単ですけど)

 台形補正ができないなど,難しい問題もありますが,電源をつなぐだけでプレゼンできる機能は,捨ててしまうにはもったいないと思います。

 ちなみに,Horryの勤務校には,OHPは1台もありません。いまさら買うといってもみんなに反対されるでしょう。でも,今ある学校では,ランプの寿命が尽きるまで使ってあげたらいいと思うのですが・・・。

2007-10-09

ネットデイその後

 学校の校内LANを,ボランティアや保護者と教職員で作っていくイベントがネットデイです。

 Horryが住んでいる地域では,ほとんどの小中学校がネットデイで校内LANを整備しました。

 ネットデイをした後,作業をした父親たちが集まって,父親クラブや親父の会といった会を作り,学校教育にかかわろうという動きも出てきました。

 さて,ネットデイが一段楽した今,アフターネットデイを考える時期になってきたのだと思います。地域の力,特にお父さんの力を学校にうまく取り入れるにはどうすればいいのか。少し探ってみたいと思っています。

2007-09-13

運動会の情報モラル

 群馬県では,秋に運動会を行う学校がほとんどです。今,各学校では運動会練習真っ盛りと言ったところです。

 運動会と言えば,「天国と地獄」等の定番曲を始め,今流行の曲の運動会バージョンまで,多種多様な曲が使われます。

 放送を担当するものとしては,これらの購入したCDを,曲に合わせて入れ替えて使うのは,大変面倒です。昔は,大量のカセットテープに録音し,すばやく入れ替えて放送していましたが,最近は使用する順に曲を並べ替えてCD-Rに焼き,使っています。

 この行為は,著作権法から見ると,限りなくグレーです。著作権法では,特例として,学校で授業に使用する場合の複製が認められています。運動会は学習指導要領に示された学校行事ですから,特例が適用されると解釈してコピーしているわけです。

 さて,ここからが問題です。参観者の皆さんは,授業を受けているわけではありませんから,この著作物の複製物を聞くことが認められていません。だから音楽を聴かないでくださいと言うわけには行きませんよね。

 さらに,お子さんのビデオを撮影する場合,この音楽も当然録音されるわけです。法律上は,複製物の複製物ということになります。これも,家庭内で楽しむだけならば限りなく黒に近いグレーと言うことになるのかもしれませんが・・・。

 実際,楽曲のコピーが認められない場合,運動会はスムーズに進行できなくなります。複数のCDデッキを並べて,タイムラグをなくす方法しかないでしょう。これは,結構大変な作業になります。子どもたちの放送係では,手におえる代物ではありません。

 また,ビデオや写真撮影される方が多いわけですが,ご自分のお子さんだけでなく,その周りにいる子どもたちも一緒に撮影されてしまいます。そんな写真を自分のホームページに掲載したりすると,肖像権の問題も発生してきます。

 かと言って,「他の家の子どもは撮らないでください。」と言うわけにもいきません。良識に任せる以外にありませんよね。

 最近は,ハーフパンツ型の体育着を使用する学校が増えたので,運動会での盗撮行為は減っているようですが,それでもマニアが侵入する可能性もあります。

 小さな学校で,全ての保護者が顔見知りなら問題ないでしょうが,標準規模の学校では,ほとんどの保護者は初対面ということが多いと思います。それでは,マニアが侵入しても誰かの親だろうくらいの認識しかできないのではないでしょうか。

 セキュリティを高めるために,保護者にリボンを渡している学校も多くなってきました。保護者だけでなく,地域の人にも見てもらいたい運動会です。一般の参観者を締め出すことは,できませんよね。

 学校が地域のコミュニティの中核として機能していくことによって,隣近所のコミュニケーションが深まり,地域ぐるみで子どもたちを守っていくことができるようになるのだと思っています。

2007-08-30

メディアとのつきあい方セミナー

 メディアとのつきあい方学習実践研究会が開いた,第6回セミナーの様子が公開されています。

 子どもたちにどう教えるかという視点だけでなく,授業作り,研修の設計といった点でも大変勉強になります。

 Horryは写っていませんが,見てみて下さい。

2007-08-23

ICT機器の導入で行政サイドを納得させる台詞

 教室にICT機器を導入するには,大変なお金がかかります。そのため,なかなか全ての機器を国が決めた基準どおりに導入してくれない傾向があります。そのためにどうすればいいのか,昨日参加したセミナーでいいヒントをいただきました。

 子どもたちに確かな学力をつけるのが私たちの仕事です。確かな学力をつけるために,ICT機器を活用することは大変有効だということが実証されています。それなのに,機械を買うお金がでてこない場合の話です。

 子どもたちの学力を高めるためには,きめ細かな指導をする必要があります。そこで,少人数学級にしたり,複数の教員で授業を担当したりという方法がとられます。正規の職員でなくても,その人件費は相当なものになるでしょう。それに比べて,全ての教室にICT機器を導入して,適切な研修を行う費用は格段に安いはずなのです。

 Horryは,今年もICT機器を使った授業をしています。教育委員会の人が来るときには,積極的に使うようにしています。その効果を実際に見てもらうことで,自治体内の整備が少しでも加速することを目指しています。

 校内での研修ももっといっぱいしていきたいと思っています。時間をかけず,短時間な研修を何回もすれば,手軽に使う方法に気付いてもらえるような気がするのです。

2007-08-06

10年先を見て半歩先を行く

 「10年先を見て,半歩先を行く」。これは,NHKで数多くの教育番組を手がけている方からうかがった言葉です。

 10年先を見てもいいのだけれど,10年先を行くと視聴者はついてこない。だからと言って同じところを歩いているのでは,興味を持ってもらえない。ということなのかと,勝手に判断しています。

 私は今まで,教育の情報化を考える時に,数年先を見て数年先を目指して猛ダッシュしていたような気がします。半歩先でいいんですね。そう考えると気持ちが楽になります。

 また,番組作りは授業作りに似ているというお話もありました。番組の編集は,まさに授業研究そのもののようです。たくさんの素材の中から,必要なものだけを効果的に配置する。発問を精選し,子どもたちの考える道筋を示していく授業と似ていますよね。

 夏休みは,いろいろな方の話を聞くことができます。その代わり,旅費がかさむんですけどね。


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