10年先を見て半歩先を行く
「10年先を見て,半歩先を行く」。これは,NHKで数多くの教育番組を手がけている方からうかがった言葉です。
10年先を見てもいいのだけれど,10年先を行くと視聴者はついてこない。だからと言って同じところを歩いているのでは,興味を持ってもらえない。ということなのかと,勝手に判断しています。
私は今まで,教育の情報化を考える時に,数年先を見て数年先を目指して猛ダッシュしていたような気がします。半歩先でいいんですね。そう考えると気持ちが楽になります。
また,番組作りは授業作りに似ているというお話もありました。番組の編集は,まさに授業研究そのもののようです。たくさんの素材の中から,必要なものだけを効果的に配置する。発問を精選し,子どもたちの考える道筋を示していく授業と似ていますよね。
夏休みは,いろいろな方の話を聞くことができます。その代わり,旅費がかさむんですけどね。
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