明日はメディつき
明日は,第7回メディアとのつきあい方学習セミナーが開かれます。
このセミナーも,今回が最終回です。
セミナーの形に区切りをつけて,今後どのように発展していくのか。
とりあえず,明日のセミナーの様子もレポートしたいと思います。
ホリー
ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。
池井戸 潤: 下町ロケット
直木賞受賞作品。積ん読だったけど,賞をもらったというニュースで読み始めたら5時間で読了。まるで映画を観ているような展開でした。映画化の話も出るかも知れませんね。 (★★★★★)
吉村 昭: 三陸海岸大津波 (文春文庫)
津波の恐ろしさと,三陸海岸に住む方のたくましさが伝わってきます。 (★★★★)
キム キョンテ: スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本
プレゼン技術を学ぶことは,授業技術の改善にもつながるかと思って読んでみました。
スティーブのプレゼンに向けての周到な準備に,頭が下がりました。 (★★★★)
明日は,第7回メディアとのつきあい方学習セミナーが開かれます。
このセミナーも,今回が最終回です。
セミナーの形に区切りをつけて,今後どのように発展していくのか。
とりあえず,明日のセミナーの様子もレポートしたいと思います。
小学校1年生でも,学校カルタが作れないかと考えてみました。
まず,学校を紹介する言葉を作ります。(3年生くらいなら,学校のまわり中心でもいいでしょう)
取り札(絵札)は,絵を描かせてもいいのですが,デジカメで写真を撮って,お絵かきソフトでスタンプなどを使って装飾するということもできます。
写真だけでは表せないことを,コンピュータの力を借りて表現するのです。
写真を加工するというのは,とても楽しいらしく,試しにやらせてみたら,面白い作品ができてきました。
生活科の学校たんけんのまとめとしても,面白かったかもしれません。
来年度は何年生を持つかわかりませんが,春先から計画的に取り組んでみたいと思いました。
D-pro恒例の,春の公開研究会の募集が始まりました。3月22日(土)です。
今回は,先日立ち上がった,D-pro関東”Inspire”が主催です。
東京オペラシティタワー32Fのアップルジャパン株式会社のトレーニングルームで行われます。
もしかしたら,あの超薄いノートに触れるかもしれませんね。
募集定員は100名です。申し込みを急がなければ・・・。
授業で,よくプロジェクタを使います。
本校のプロジェクタは,教卓に内蔵されているタイプで,高さ70cmくらいのところにあります。
今日も,黒板に貼ったマグネットスクリーンに,教科書を投影しながら授業をしていました。
マグネットスクリーンには,ホワイトボードマーカーを使って書き込むことができるので,児童に答えを書かせようとしました。
すると,自分の体が作る影で,どこに書けばいいのかわからなくなってしまうのです。
私のクラスの子どもたちは,この現象に慣れているので,微妙に体をずらして,答えを書き込むことができました。
プロジェクタが,天井から吊ってあれば,影は下の方向にできるので,このような現象を避けることができます。
これから各教室にプロジェクタを整備するなら,ぜひ,天井から吊っていただきたいと思うHorryでした。
学校の情報モラル系の指導計画の見直し作業を提案すべく,案を練っています。できれば,小学校低学年のうちから,何らかの形で情報モラル教育を始められないかと考えています。
例えば,電子掲示板(BBS)に悪口を書いたり,学校裏サイトで個人攻撃をしたりということをしない子どもにするために,どうすればいいのか・・・。
学年を下げていくと,最終的に行き着いたのが,「友だちの悪口を言わない。」「落書きをしない。」ということです。これが情報モラルの指導として受け入れてもらえるかどうか・・・。
でも,悪口を言うところからネットいじめにつながる道筋は,見えてきているような気がするんですけどね。
ですから,低学年では,道徳や特別活動の時間を中心に,現在の指導計画に印をつける程度でもいいのかなと思いました。
その他,子どもたちに身近な問題としてのDSやPSPの通信(インターネット接続)機能や,携帯電話の取り扱いなどを,別に項立てすればいいかなと思っています。
あと,個人情報を集めようとする様々な手口(電話番号を聞きだす電話や偽のアンケートなど)についても,指導しなくてはいけないかもしれませんね。
結構盛りだくさんだけど,低学年には総合的な学習の時間がないから,道徳や特別活動の時間に行うしかありません。
できるだけ短時間で,今ある指導に付け加える形で提案できるように,考えたいと思っています。
1月~3月にかけては,情報教育系のセミナーや研修会が花盛りになります。
お財布と相談しながら,どれに出ようか計画を立てなければなりません。
中には,運営側に回るものもあり,休むことができないので大変です。
とは言っても,本当は楽しくて仕方がないんですけどね。
紹介できるものは,積極的に紹介して行きますので,どうぞよろしく。
この休み中に,情報モラルの指導計画を作り直そうと思っています。
今までは,項目だけを並べていただけなのですが,資料や簡単な指導案などをセットにして作りたいと思っています。
そうしないと,全ての先生が同じ内容を教えるというのは難しいからです。例えば,携帯電話のことを教えるのに,電話の機能しか使わない先生,メールを使いこなしている先生,i-modeやEZwebなどを日常的に使っている先生といるわけですから・・・。
どこまでできるかわかりませんが,資料を集めて,できるところから指導計画に盛り込んでいこうと思います。
でも,やっぱりなんとなくダラダラ休みたいんですけどね。
情報モラル指導がクローズアップされています。中教審の答申に盛り込まれ,次の学習指導要領にも反映されるかもしれません。
指導する教員や保護者の中には,迷惑メール,チェーンメール,アダルトサイトくらいは,経験している人も多いかもしれません。ところが,フィッシングサイト,出会い系サイトと,プロフ,学校裏サイトなどは,見たこともない人も多いのではないでしょうか。
今までの教育は,自分が受けてきたものを噛み砕いて教えれば,ほとんどOKでした。教科が大きく変わるわけではないし,自分の知識と教材でクリアできていたはずです。
ところが,情報モラルとなると,経験すらしたことのないものを教えなければならないのです。しかも,技術革新はものすごい速さで進み,みんなが体験した頃には,新しい技術が登場していることでしょう。
子どもとともに学ぶようなスタンスでなければ,情報モラルをしっかり教えることは難しいと思います。または,ものすごい一般論で,情報技術とは離れたものを教えることになるのかもしれません。
道徳指導のような情報モラル指導が行われていく可能性もあると思います。または,指導書が用意され,マニュアルどおりの指導を行うか・・・。
マニュアルだろうが道徳だろうが,情報モラル指導は,学校・家庭・地域がいっしょになって進めなければいけない問題なんですけどね。
個人情報の漏洩が問題になっています。ある教育委員会では,学校外で児童・生徒の個人情報にかかわる話を禁止する方針だとか。
ということは,保護者から自宅に相談の電話がかかってきても,話をしてはいけないわけですよね。街角で保護者と会っても,会釈をするくらいで,立ち話もできないと・・・。
子どもたちだけでなく,教員の個人情報も守らなければいけませんよね。今まではサービスとして保護者に電話番号を教えてきましたが,これからはやめようかな。子どもが「年賀状を出したいから住所を教えて。」と言っても,教えるのをやめようかな。
日本のような島国の,ムラ社会では,個人情報はみんなで共有するものだったような気がします。「あの家のおばあさんは,・・・。」とか「あの娘は・・・。」なんて,みんな知っていてうまくいっていたのです。
そこに,個人情報を悪用する輩が侵入し,犯罪に利用するようになってしまった。情報が売買される世の中になってしまった。これは,ムラ社会に情報化の波が押し寄せた結果かもしれません。
個人情報保護法なるものが成立し,字面だけを見て「個人情報を守れ!」なんて言い出す人がいる。法律をよく読めば,公立の学校は個人情報保護法には関係のないことは分かるはずなのに。さらに,マスコミも必要以上に煽り立てる。
はては,個人情報が漏れるから,名札をつけない。持ち物にも名前を書かない。となっていく。
子どもの安全を確保するためと言いながら,GPS携帯を持たせる。携帯に習熟した子どもたちは,学校裏サイトやプロフにはまり,出会い系サイトを訪問するようになる。
親も教師も理解不能な速さで,子どもたちの情報化は進み,勝手に個人情報を垂れ流していく。そして,最悪の場合,犯罪に巻き込まれたり,携帯ネットワークを使ったいじめが発生したり・・・。
情報機器は諸刃の剣。肉を切っているつもりで骨を断たれるかも・・・。そんな怖さを教えることができる大人が,果たして何%いるのだろうか。自分が経験していないことを教えるのは,本当に難しいと思うのですが・・・。
学習研究社の情報教育系雑誌「NEW教育とコンピュータ」が休刊になりました。Horryがコンピュータを使い始めた時から,毎月読んでいた雑誌なので,ものすごく残念です。
時代の流れなのでしょうか。それとも,教員のスキルが全員上がったからでしょうか。(そんなはずはない!)
社会の視線が「基礎学力の向上」の方向を向いていて,ICTを活用した授業や,情報教育,情報モラル教育などに対する関心が低くなっているからでしょうね。
今,社会が求めている教育って何なのでしょうか。計算が早くできること?漢字をたくさん正しく書けること?歴史の年号を覚えること?外国人と英語で話ができること?
これからも社会の情報化は,ますます進んでいくことでしょう。高度の情報化された社会を生きていく大人を育てるには,今,子どもたちに情報教育を行っていく必要があると思うんですけどね。
新学習指導要領にも,大きく取り上げられることはなさそうだし・・・。本当にどうなってしまうんでしょうか。
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