ICT活用による元気な学校づくり
明日,東京コンファレンスセンター・品川で,「ICT活用による元気な学校づくり」が開催されます。
また,湘南新宿ラインで行こうと思っているのですが,朝早いのが難点ですね。
品川だから,帰りは東京駅から新幹線という作戦になりそうですね。
以前は,喫煙車両に乗るために,新幹線を利用しましたが,全席禁煙では乗るメリットがないので,上野から普通列車でも良いかな。安いし!
研修してきた内容のミニレポートも書ければいいと思っています。
ホリー
ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。
池井戸 潤: 下町ロケット
直木賞受賞作品。積ん読だったけど,賞をもらったというニュースで読み始めたら5時間で読了。まるで映画を観ているような展開でした。映画化の話も出るかも知れませんね。 (★★★★★)
吉村 昭: 三陸海岸大津波 (文春文庫)
津波の恐ろしさと,三陸海岸に住む方のたくましさが伝わってきます。 (★★★★)
キム キョンテ: スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本
プレゼン技術を学ぶことは,授業技術の改善にもつながるかと思って読んでみました。
スティーブのプレゼンに向けての周到な準備に,頭が下がりました。 (★★★★)
明日,東京コンファレンスセンター・品川で,「ICT活用による元気な学校づくり」が開催されます。
また,湘南新宿ラインで行こうと思っているのですが,朝早いのが難点ですね。
品川だから,帰りは東京駅から新幹線という作戦になりそうですね。
以前は,喫煙車両に乗るために,新幹線を利用しましたが,全席禁煙では乗るメリットがないので,上野から普通列車でも良いかな。安いし!
研修してきた内容のミニレポートも書ければいいと思っています。
本日,東京ミッドタウンで行われた,Innovative Teachers Day 2008に参加してきました。
ICTを使うことで,学力が向上することから始まりました。このデータは,何度か見ているのですが,なかなか予算には結びつきませんね。
次に,Microsoft社が行っているNEXTプロジェクトの説明がありました。Microsoft社の様々なソリューションと,タブレットPCやウルトラモバイルPCを使った実践の様子を見せていただきました。
午後は,分科会Cの情報教育マイスター養成研修会に参加しました。
校内でICTの活用が進まない理由を考え,それを解決する方法を話し合いました。
短い時間しかなかったのですが,それぞれがテーマごとにまとめるのはさすがです。
2005年の教室を考える会の時のような,ドキドキ,ワクワクした感覚を味わえました。
その後,ファシリテーターをつとめた皆さんが登壇してのパネルディスカッションがあり,情報教育担当者,教務主任,研修担当のそれぞれの立場からの取り組みを話し合いました。
最後に,和田中学校の前校長,藤原和博氏が講演をしました。藤原氏は,これからの学校に必要なことは,ネットワーク化だということを強調しておられました。
ここで言うネットワークとは,物理的なコンピュータのネットワークではなく,地域や家庭と学校がネットワークを作るということです。学校支援本部なんて,その良い例ですね。
あと,シムシティを使った「よのなか科」の説明もしてくださいました。政治とは,税金を集め,それを分配することであるという説明は,中学生にもわかりやすいと思いました。
NHKで対決したので,ごあいさつしたかったのですが,講演後にお会いすることはできませんでした。(残念・・・)
帰りは新宿からあかぎ3号!始発だからというわけでなく,ガラガラでした。並行する湘南新宿ラインは満員に近いのに・・・。座れて楽チンでした。
もうすぐ夏休み。夏休み中にHorryがいろいろな意味で参加する研修会やセミナーを書いておきます。
7月19日(土)
おもしろ科学教室
講師
7月25日(金)
県小中学校教育研究会情報教育部会夏季特別研修会
「デジタル時代の授業創造講座」
運営
7月29日(火)
校内研修「教育の情報化」
講師
7月30日(水)
市教育研究所夏季コンピュータ研修講座
講師
8月2日(土)
Innovative Teachers Day 2008
「ICT活用による学力向上と教員の指導力向上」
8月3日(日)
市児童文化センター夏季教室
講師
8月6日(水)
市情報教育担当者研修会
8月10日(日)
フォーラム2008
ICT活用による元気な学校づくり in 東京
8月22日(金)
ICT活用授業力ゼミ
この他に,プール当番,日直,水泳記録会,お祭りのパトロールなどが断続的に・・・。
予定表の空欄があまりない,いつもの夏休みになりそうです。
解説「総則編」の中の情報教育に関する部分を読んでみるシリーズも,今回が最終回。
最後は,教師が授業で活用するという内容です。
これの中で,一番難しいのは,「適切な活用」でしょう。ただ使うのではなく,効果的に使わなければならないわけです。
それを,解説では,
これらの教材・教具を有効,適切に活用するためには,
が求められる。
としています。
「それぞれの情報手段の操作に習熟するだけ」ではだめなのですね。コンピュータやソフトウェアの操作技術を高めることは,もちろん必要です。高い操作技術を持つことが最低限の条件です。でも,そこで終わりではないのです。
「それぞれの情報手段の特性を理解し,指導の効果を高める方法について絶えず研究することが求められる。」のですから,
ということを,絶えず研究しなければならなくなりました。これは,情報教育の担当者だけではなく,全ての教師が行うことなのです。
さらに,ICT環境については,
児童も教師もいつでも使えるというのは,実現できるでしょうか。Horryの現在の勤務校では実現されています。しかし,コンピュータ室に鍵がかかっている学校もあるでしょう。教室用のコンピュータが足りない学校もあるでしょう。これを実現するのは大変ですね。
また,児童が安心して情報手段を活用できるよう,
ことが必要である。と言っています。
フィルタリングは,現在,多くの学校で導入していることと思います。あまりきついと使い物にならないし,緩いとフィルタリングの効果はありません。フィルタリングがかかっているからと言って任せきってしまうことによって,不適切なページへの注意が足りなくなるなど,逆効果です。
いつでも自由に使える環境を提供すると,どうしてもセキュリティが甘くなりがちです。教師系と児童系のセグメントを明確に分け,多少使い勝手が悪くなっても,情報が盗まれる事態を避ける方向で考えなければならないと思います。
でも,一番,情報セキュリティを高めなければならないのは,それを扱う人間のセキュリティ意識なんですけどね。
とりあえず,総則編はこれで終わりです。次は,気が向いたら道徳編の情報モラルや各教科等でのICT活用について,分析してみたいと思います。
今日は,情報モラルについて書いておきます。
なぜ,情報モラルを指導する必要があるのかという点については,
が挙げられています。
誹謗中傷やいじめは,「学校裏サイト」(文部科学省は『学校非公式サイト』と呼ぶ)の問題が大きいのでしょう。これを全てつぶすのは,容易なことではないでしょう。
犯罪や違法・有害情報についても,いろいろと報道されますね。爆弾や毒ガスの作り方,違法ドラッグ,アダルトサイト,その他枚挙に暇がないほどの情報が氾濫しています。自分の心にフィルタリングできる子どもを育てようということなのでしょう。
情報モラルの定義は,
「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」
とされていて,具体的には,
の三つが書かれています。2番目と3番目については,モラルという範疇には入らない気もしますが,他に指導する場面がないので,ここに入っているのでしょうか。
そして,情報モラルに関わる学習活動としては,
が挙げられています。
1番目は,殺人予告などの書き込みや,自殺幇助的なものなど,犯罪に直結することもあり,しっかり考えさせなければならないと思います。
2番目は,いわゆるネチケットという分野でしょう。
3番目は,モラルというよりは,ルールです。著作権,肖像権,個人情報その他,法律で定められているルールを教えることになるでしょう。
4番目は,情報リテラシーの学習活動であり,インターネットだけでなく,新聞やテレビなどのマス・メディアについても考えていかなければならないと思います。
5番目は,保健領域にかかわりが深くなりますが,コンピュータやケータイに依存してしまう心も含まれるのではないかと思います。
これらを,
「情報の収集,判断,処理,発信など情報を活用する各場面での情報モラルについて学習させることが重要」
なのだそうです。
つまり,情報モラルとして特設するのではなく,情報を活用する様々な場面に情報モラル指導を入れていくということになりますね。
最後に,学校や教師には,
「子どものインターネットの使い方の変化に伴い,学校や教師はその実態や影響に係る最新の情報の入手に努め,それに基づいた適切な指導に配慮することが重要である。」
という注文もつけられています。
子どもたちの使い方の変化に追いついて,最新の情報の入手ができ,それに基づいた適切な指導が出来る人って,あまり多くはありません。問題が整理され,活字になって発行された時には,すでに違う問題が発生してしまうように,進歩の方が速いのですから。
さらに,携帯電話の利用の問題に関しては,
「学校においては,家庭との連携を図りつつ,情報モラルを身に付けさせる指導を適切に行う必要がある。」
のだそうです。
ケータイを買い与えるのは,ほとんどの場合,保護者です。ですから,家庭との連携が必要なのは言うまでもありません。
先日,首相が発言し,ちょっとだけニュースになった「子どもにはケータイは不要」という意見は,解説には反映されませんでした。情報モラルを身につけさせ,正しく使わせなさいということなのでしょうか。
今のケータイが怖いのは,悪意がなくても,知らないうちに被害者になったり,簡単に加害者になったりできる点です。そういうことを,具体的に保護者に伝える機会を設けていくことが必要になると思います。
授業等における教師のICT活用については,次回に書きます。
新しい学習指導要領では,総則の中に,「各教科等の指導に当たっては,児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ,コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け,適切に活用できるようにするための学習活動を充実する」と書かれています。
これを,本日公開された「解説(総則編)」から読み取ってみようと思います。
※あまりに長くなりそうなので,何回かのシリーズになると思います。
まず,「児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ,コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け」の部分です。
解説の中には,
1.情報手段にそれらに慣れ親しませる
2.キーボードなどによる文字の入力
3.電子ファイルの保存・整理
4.インターネットの閲覧や電子メールの送受信
などの基本的な操作を確実に身に付けさせると書かれています。
特に,4.では,子どもたちに電子メールの送受信をさせなければならなくなりそうです。
メールアドレスはどうするのでしょうか。
さらに,いくつかの学習活動が例示されています。
1.文章を編集したり図表を作成したりする学習活動
2.様々な方法で文字や画像などの情報を収集して調べたり比較したりする学習活動
3.情報手段を使って交流する学習活動
4.調べたものをまとめたり発表したりする学習活動
これらのように,情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動を充実することが必要であると書かれています。
この中で,簡単にはできないのが3.の交流です。何しろ,相手がいなければ交流になりません。苦労する学校も多いでしょうね。
情報モラルについては,次回に・・・。
ICT活用授業力ゼミというのが,秋葉原で開催されます。
#残念ながら,メイドやコスプレはありませんが・・・。
6月28日(土)14:00-16:00
秋葉原UDXビル9F
毎回、2本の実践発表、新学習指導要領と情報教育に関するミニ講座、参加者によるおすすめコーナーなど、ICT活用実践に関する情報満載です。
http://www.broadbandschool.jp/event/Seminar.html
まだ,若干定員に余裕があります。
今度の土曜日,秋葉原に来ませんか?
何となく,今はネット接続が復活しているので,書き込んでおきます。(理由がわからない)
昨日,県の総合教育センターに堀田先生がみえました。
ICT活用の初心者向けのお話でしたが,聞きに行きました。
最近の堀田先生が勧めているICT活用は,実物投影機+プロジェクタが中心です。
これなら,コンピュータを使わなくてもいいし,普段の授業に簡単にプラスできると思います。
普段の授業で手軽に使えるので,逆に言うと,実践発表や研究授業ではあまり見られない使い方かもしれません。
実は,最近のHorryの授業も,この形式になってきています。
今日は,絵の具セットの使い方を1年生に指導しました。
道具を大きく映して説明できるので,とても便利です。
パレットの使い方の時も,「絵の具はこのくらい出して・・・。」とか「筆で少しとって,広い部屋に持っていこう。」なんて,やりながら見せれば,1年生でもしっかり理解できます。
悩みと言えば,やっぱり台数が少ないことかな。
最近は,安くて性能のいいものも出ているから,たくさん買って使うのもいいですよね。
教育再生会議が終わったと思ったら,いつの間にか教育再生「懇談会」というのが始まっていました。
そこで,今,話題に上っているのが,「小中学生の携帯電話」です。
このブログにも,何度か書いているのですが,大人が使うと携帯「電話」なのですが,子どもが使うと「ケータイ」と表現した方がいい代物になります。
実際,これを書いているHorryも,携帯電話を持っていますが,音声通話は,月に何度かしか使いません。音声通話の着メロに至っては,購入してから1年半経ちますが,100回も鳴ってはいません。
朝夕,犬の散歩をしながら,ケータイについているFMラジオを聴きます。時には,ワンセグも見ます。
ケータイで一番使う機能は,FMとワンセグです。さらに,電卓。時々ゲーム。
Webで検索したりもするのですが,コンピュータに比べると情報量が圧倒的に少ないので,あまり利用しません。
遠方に出かける必要があるときには,乗換案内などが役に立ちます。GPS機能で,自分がいる位置がわかるので,初めての場所でも,安心して出かけることができます。
青少年は,電話機能よりも,メールや掲示板,プロフなどを利用することが多いようです。
教育再生懇談会が言うように,青少年のケータイを制限すると,携帯キャリアとしては,パケ代が入ってこなくなるので,携帯電話の利用料金を上げるかもしれませんね。
コンピュータやデジカメを使って,面白い作品が作れます。
でも,面白いだけで,実際の教育現場でどのような価値を見出せるのかは,難しいものがあります。
昔は,子どもたちがコンピュータの操作を覚えて帰ると,それだけで「すごい」と言われたこともありました。
今は違います。ゲーム機のさまざまな機能に慣れた子どもたちは,コンピュータのキーボードさえクリアできれば,アプリケーションなどは簡単に使いこなします。
コンピュータを使って・・・。
デジカメを使って・・・。
ノートを使って・・・。
黒板を使って・・・。
ワークシートを使って・・・。
これらは,まったく同列に並ぶものかもしれません。
今,何となくアイデアが浮かびそうなのですが,どんな形になるかは,自分でもわかりません。
うまくいったら,ここに書きたいと思います。
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