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ホリー

ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2006年1月

2006-01-22

センター試験など

 今日の新聞に,センター試験1日目の問題が載っていた。思わずチャレンジしたが,ぜんぜんできない。(^_^;) どうしようもないので,「リスニングにどうしてi-podを使わないのだろう。」と,くだらないことを考えてしまった。

 その問題の裏に,群馬県立中等教育学校の適性検査(入学試験ではない)の問題が載っていた。こちらは小学校6年生が対象なので,Horryには余裕である。出題者の意図までよくわかる。(そりゃプロなんだから自慢にならない)

 その適性検査の問題は,児童会の代表委員会で目標を決めたり,各委員会での具体的な活動を決めたりするもの,ドイツについて総合的な学習の時間に調べて新聞を作っているという設定で,見出しを考えたり記事を書いたりするもの,最後は北島康介氏の小学校の卒業文集の作文を読んで,自分の体験を踏まえて感じたことを書くものであった。これは,教科の学習だけでは養えない力を見られてしまう。特別活動,総合,運動への取り組み・・・。入試対策をする塾は指導が難しいだろうと思う。

 それに比べて,大学のセンター試験はどうだ?未だにどれだけ覚えたかで評価している。確かに努力して覚えることは大切だし,そうできる学生が入学してきたら勉学に励ませることはできるかもしれない。

 でも,今の社会で,暗記力がどれほどの役に立つのであろうか?人間が一生かかっても読みきれないデータが,B5サイズのノートPCに入ってしまう。インターネットに接続すれば,わからないことはすぐに調べられる。パリの裏側がどこかなんていうことを調べるのに,そう時間はかからないだろう。

 いっそのこと大学入試をPC持込可,インターネット使用可,メール使用可にしてみてはどうだろう。一般社会に出た時に即戦力として使える学生を選ぶことができると思うのだが・・・。

2006-01-21

ホームページ担当者の心得2

 ホームページシリーズのその2です。

 学校のホームページ作りに本格的に取り組んで4年目になります。学校のホームページは,教育活動の大事なアーカイブであるというのが私の持論です。サーバの容量に限度がなければ,何年か前の様子をすぐに見ることができるように,蓄積していくことができるのです。

 例えば,卒業式の準備をするときに,昨年度の会場作りを参考にします。今までは,一太郎の罫線機能で描いた平面図とアナログ写真を貼り付けたアルバムが頼りでした。でも,これらのファイルが,物理的にどこにあるのかを知っている職員は限られていたのです。

 しかし,卒業式の準備の様子から当日の様子をWebで公開していれば,少しだけリンクをたどれば写真が見られる。これなら,ファイルのありかを探さなくても大丈夫です。

 また,ホームページ作成に使った写真は,年度ごとにフォルダに入れておきます。その中もさらに分類しておきます。

 学校全体に関わる行事については,「学校の行事」─「4月」─「入学式」という具合に,月ごとのフォルダに行事のフォルダを作るのです。

 それぞれの学年で実施した活動については,「学年」─「3年」─「0517町たんけん」のように,学年のフォルダの中に,実施日と行事名を組み合わせたフォルダを作り,写真を入れます。

 これらの写真を抜粋して,卒業式用にスライドショーを作って投影したこともあります。

 学校の記録の一部として,デジタルデータを蓄積していきたいと思っています。

2006-01-20

ホームページ担当者の心得1

 Horryは,小学校のホームページ管理を担当している。たいしたことのないページだが,気をつけていることがいくつかある。

  1. 児童の個人情報(住所・氏名・電話番号だけでなく,顔写真も含む)を守る
  2. できるだけ速く更新する
    ※その日の行事はその日のうちに
  3. 様々なディスプレイサイズに対応
    ※1024×768を標準とするが,800×600でも違和感なく表示できる
  4. 様々なブラウザに対応
    ※IE,Netscape,Opera,FireFoxなどで表示を確認
  5. 代替テキストを忘れない
    ※IEだと,これを使って写真に一言を添える

 時々他の学校のホームページを見てみるのだが,デジカメの写真を見た目だけ縮小して貼り付けてある学校がある。表示に時間がかかるので画像のプロパティを見ると,1枚で1MB近くある。これを右クリックしてローカルに保存し,開いてみたら,子どもの名札の文字が判別できそうだった。

 また,意地悪をしてFireFoxで見てみたら,リンクがおかしかったりする学校もある。優秀なブラウザは,「\」を「/」と読み替えて表示できるのだが,それができないブラウザもあるのだ。

 機種依存文字の存在も知らない人の方が多い。もっとも,Apple社のPCを使ったことのない人に理解してもらうのは難しいのであるが・・・。

 そんなことに気をつけているにもかかわらず,タイプミスや誤変換が無くならないのは情けない・・・。

2006-01-19

エクセルでポスター印刷

 最近,学校にも大判プリンタが導入されつつありますね。残念ながらHorryの勤務校にはありません。カラー印刷できるのは,A3プリンタまでです。

 例えば新学期。満開の桜の下でクラスの子ども達の集合写真を撮ったりしますよね。それをポスター(A1版くらい)にして,教室掲示したいと思ったことはありませんか?

 ワープロソフトの一太郎には,小さい用紙を組み合わせてポスターを作る機能が組み込まれています。また,プリンタによっては,元のファイルを拡大し,何枚かの用紙に分割して印刷する機能を持ったものもあります。いずれにしろ,プリンタのプロパティとか書式設定とか,ちょっとした作業が必要なのです。

 そこで登場するのが,表計算ソフトのエクセルです。ではその作り方を説明しましょう。

  1. 新しいシートを用意する。(A1のセルが選択されているといいかも)
  2. デジタルカメラで撮影した写真を挿入する。
  3. 印刷する。

 これだけです。(^。^)y-.。o○

 印刷する時に,用紙設定や余白の設定を調節すると紙が節約できますが,そのままでも勝手に分割して印刷してくれます。ちなみに,400万画素のデジカメで撮影したものは,A3用紙4枚に収めることができます。

 エクセルで,用紙を使いたい大きさに設定したら,一度「印刷プレビュー」します。すると,印刷できる範囲のセルに点線がつきますよね。大きな写真の場合,画面からはみ出すので,表示倍率を「25%」にでもしてみてください。写真の周りにページ区切りの点線が見えるはずです。用紙が先に決まっていますので,写真をお好みの大きさに縮小すれば,そのとおりに印刷できますね。(拡大は,画質が低下するので,あまりお勧めできません)

 最後に印刷された紙の余白部分を切り取って,写真がずれないように貼り合わせれば出来上がり。お試しあれ・・・。

2006-01-18

パワーポイントあれこれ

 プレゼンテーションをするためのソフトとして,Microsoft社のPowerPointを使っている方も多いと思います。大変優れたソフトで,手軽に見栄えのするプレゼンテーションを作ることができますね。

 でも,ここでは授業での使い方を書いておきます。授業でPowerPointを使うというと,授業の流れをプレゼンのようにスライドにまとめておくのか?と思われる方も多いと思います。そんな使い方はしません。なぜかといえば,授業は生き物だからです。子どもたちとのやり取りで,寄り道したり,ワープしたり・・・。計画通りに進むことなんて不可能だし,そのとおりに進めようとすれば,子どもたちは授業に参加しているという意識をもてないと思います。

 さて,授業でのPowerPointの活用方法は,ずばり!教材を提示する道具にしてしまうのです。特に,PowerPoint2002から強化されたアニメーションは,様々な教材作りに利用できます。先日は,小学校3年生のかけ算の筆算のしかたをアニメーションで表示できるようなスライドを作りました。下のkakezan.pptは,筆算のしかたを教えるためのスライドです。20分くらいで作ったので,あまりいい出来ではありませんが・・・。

kakezan.pptをダウンロード

 教材作りのポイントは,アニメーションの使い方です。FLASHを使えば,もっと立派なアニメーションが作れるのでしょうが,ソフトを持っていないのです。(^_^;) だから,PowerPointを使ってしまうのでした。

 ちなみに,PowerPointをお持ちでない方は,マイクロソフト社のOfficeのページからPowerPoint 2003 のビューアをダウンロードしてください。(Windowsだけかな?)

 次回は,エクセルについても書いていきたいと思います。

2006-01-17

今日は大震災のあった日

 1月17日は阪神淡路大震災があった日ですね。11年前の1月17日,Horryはイタリアのローマにいました。イタリア国営放送の画面に流れる日本語のテロップは,NHKの映像でした。もちろん,アナウンサーはイタリア語で話していますので,何を言っているのかはわかりません。「神戸」「地震」そんなキーワードが画面に映りました。詳しい内容がわからない苛立たしい時間が過ぎていきました。

 今くらいインターネットが普及していれば,すぐに新聞社のサイトを見ればいいのでしょうが,当時のローマでは,チェントロ(町の中心部)で売っている1日遅れの新聞か,NHKの衛星放送だけが日本の情報を得る手段でした。日本が大変なことになっているらしい。

 学校では,別の意味で問題が沸き起こりました。4月に赴任してくる予定の教員のうち,一人が神戸の方だったのです。怪我はしていないだろうか?家は?家族は?幸いなことに,その方は無事に赴任してくることができましたが・・・。

 歌会始で皇后様が詠まれた歌にも,神戸の復興の様子が詠まれていました。震災にあわれた方々のがんばりに頭の下がる思いです。自分の地域がもし,同じ様なことになったら,私でもがんばれるのだろうか。いや,がんばらなければ!

 さて,最近のテレビでは,地震関係のものが多く放送されています。今夜のNHKも「活断層」を扱っていました。ワイドショー的な番組でも,首都直下型地震だとか,東南海地震だとかの話題が目立ちます。こういう番組を見ていると,本当に地震が起こるような気がしてきますね。もちろん,そういう危機感を感じさせ,少しでも死傷者を減らしたいという意図があるのでしょう。

 そんな時に,耐震強度偽装問題の国会での証人喚問・・・。何だか悲しくなってしまいます。人の命よりも儲けの方が大事なのでしょうか。地震はいつ起こるかわかりません。だから怖いのですよね。大地震は必ずやってくるという気持ちで建物を建てたり,都市計画をしたりしてほしいものです。

2006-01-16

ラインサッカー

 小学校3年生の体育で,ラインサッカーを始めた。最初にキックの種類や方法,ボールの止め方,簡単なルールについて説明し,ドリブルやパスの練習をさせた。

 今日はお試しのゲーム。元気な3年生なので,運動量を多くすることを目標にした。

Soccer  左の図のようなコートを使ってゲームをする。29人のクラスなので,1チームは7人(1チームだけ8人)で行う。ゴールキーパーが2名,フィールドプレーヤーが3名,そしてラインマンが2名。ラインマンがこのゲームの特徴である。

 ラインマンの仕事は,タッチラインを越えたボールを持って走るということである。もちろん,手を使ってかまわない。どちらのチームが出したボールであろうが,先に拾ったものが勝ちである。そのまま手で持ってゴール前まで行き,中で待っている味方にパスするのである。

 本物のサッカーでは,サイドを使って相手陣内に攻め込み,ゴール前でセンタリングを上げる。3年生にそんな高度なことができるはずはない。そこで,ラインマンなのである。

 ボールがエンドラインを越えればゴールである。もちろん,背の高さを基準とする。あまりにも高い玉では得点としないこととした。

 この試合に審判はいない。私が2箇所で行われている試合を見ているだけである。子どもたちは,自分たちで判断しながらゲームを進めていた。

 エンドラインにも一工夫。下のようにコーン(パイロン?)を立てる。

○─1─○─2─○─1─○

 端の二つのゾーンは1点,中央を2点とする。これは,サッカーに発展した時に,真ん中のゴールを目指す必要があるからである。

 前後半で行い,ポジションは替えなければならないこととする。そうすると,キーパーでも運動量は確保できる。今日は,説明などで時間をとられて,6分ハーフで行った。短い時間であったが,子どもたちは寒い1時間目なのに汗だくであった。特に,ラインマンの運動量が多い。中でプレイしたがらなかった女の子が,一生懸命走り回っていた。

 さあ,次は何を工夫しようかな?

デジカメ活用術(1)

 デジタルカメラの使い方については,いろいろなところで発表したり,Webで公開したりしてきた。

小学校理科でのデジタルカメラ活用例     デジタルカメラのおもしろ活用法!

 今年度は,担任している児童への年賀状に,児童が図画大会で描いた絵を入れてみた。1枚ずつデジカメで撮影しておけば,年賀状を作るのは簡単である。ハガキのデザインを決め,文字を入力したら,写真を入れ替えながら1枚ずつ印刷すればいいのである。

 大きな絵は,A3のスキャナでも読み込むことができない。デジカメなら,多少ゆがむことはあっても1枚に収まる。

 児童の絵は家庭に持ち帰らせても,ずっととっておくことは難しい。年賀状の半分に印刷した絵をとっておくのは場所が要らないと思ったからである。

 児童の絵ではなく,学校にいる時の顔(笑顔)でももちろんOKである。児童の写真をプリントして保護者に配るのは,結構面倒(注文をとって集金して・・・)だが,年賀状なら喜ばれるのではないか?

 来年の年賀状には,何を入れようかな?

2006-01-15

8ってすごい?

 何となく,8という数字について考えてみた。

 漢字で書く「八」という数字はめでたいと言われる。下が広がっていることから末広がり。

 江戸の町は八百八町。これは,町が808個あったわけではなく,たくさんあるということ。大阪の八百八橋も同じことか。たくさんの野菜を売っている店が八百屋。多いことを表すのに八を使うのか?

 日本の神様は八百万の神。8,000,000柱の神様がいたというわけではなさそうだが・・・。七福神という神様のグループがあるということは,八百万もいる神様の中で,福をもたらすのは7柱しかいないということなのだろうか。

 試合を不正に操作するのを八百長とも言う。何が長いのだろうか?除夜の鐘でおなじみの人間の煩悩の数は108個。ここにも8が顔を出す。そう言えば,八角形の建物もあった。落語に出てくる熊さんの相棒も八つぁんだ。

 8を横にすると∞(Infinity)無限大を表す。←きちんと表示されているだろうか。そんな8という数字に,少しだけ不思議なものを感じてしまう。

 それにしてもなぜ8なのだろう?指の数をもとにして十進法が生まれた。なぜ十ではなく八なのだろうか。月の満ち欠けをもとにする太陰暦では,1ヶ月の半分が15日。そのまた半分が7.5だから,四捨五入して8?そんなことはないだろう。

 また思いついたときに8の秘密を探ってみたい。

どんど焼き

 今日,地域の「どんど焼き」があった。我が家の近所ではそう呼ぶが,地域によって呼び方は大きく違うようだ。
060115  昨夜の雨も上がり,春のような暖かさの中,手に「まゆ玉」や「するめ」を持った人たちが集まってきた。「まゆ玉」というのは,米の粉で蚕の繭の形の団子を作り,木の枝に花のように刺したものである。
 午前10時の点火前までは,風邪もなかったのだが,ここは群馬県。点火直前に北風が吹いてきた。真冬の冷たい風ではないが・・・。
 遠くに見える赤城山を背景に,雨でぬれていたはずの竹やわらがあっという間に燃え上がった。
 火が落ち着いたところで,持ってきた「まゆ玉」や「するめ」をあぶる。これを食べると,今年一年風邪を引かないとか・・・。我が家の分はほとんど娘が食べてしまった。まっ,いっか。


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