ラインサッカー
小学校3年生の体育で,ラインサッカーを始めた。最初にキックの種類や方法,ボールの止め方,簡単なルールについて説明し,ドリブルやパスの練習をさせた。
今日はお試しのゲーム。元気な3年生なので,運動量を多くすることを目標にした。
左の図のようなコートを使ってゲームをする。29人のクラスなので,1チームは7人(1チームだけ8人)で行う。ゴールキーパーが2名,フィールドプレーヤーが3名,そしてラインマンが2名。ラインマンがこのゲームの特徴である。
ラインマンの仕事は,タッチラインを越えたボールを持って走るということである。もちろん,手を使ってかまわない。どちらのチームが出したボールであろうが,先に拾ったものが勝ちである。そのまま手で持ってゴール前まで行き,中で待っている味方にパスするのである。
本物のサッカーでは,サイドを使って相手陣内に攻め込み,ゴール前でセンタリングを上げる。3年生にそんな高度なことができるはずはない。そこで,ラインマンなのである。
ボールがエンドラインを越えればゴールである。もちろん,背の高さを基準とする。あまりにも高い玉では得点としないこととした。
この試合に審判はいない。私が2箇所で行われている試合を見ているだけである。子どもたちは,自分たちで判断しながらゲームを進めていた。
エンドラインにも一工夫。下のようにコーン(パイロン?)を立てる。
○─1─○─2─○─1─○
端の二つのゾーンは1点,中央を2点とする。これは,サッカーに発展した時に,真ん中のゴールを目指す必要があるからである。
前後半で行い,ポジションは替えなければならないこととする。そうすると,キーパーでも運動量は確保できる。今日は,説明などで時間をとられて,6分ハーフで行った。短い時間であったが,子どもたちは寒い1時間目なのに汗だくであった。特に,ラインマンの運動量が多い。中でプレイしたがらなかった女の子が,一生懸命走り回っていた。
さあ,次は何を工夫しようかな?
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