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ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2008-03-06

低学年のボールけりあそび

 体育の時間に,ボールけり遊びをしています。サッカーの導入になるのでしょうが,低学年では,十分な技量もなく,一部の子以外は,突っ立っているだけになってしまいがちです。

 そこで,体育館でできるボールけり遊びを考えてみました。

 体育館の中央に平均台を並べ,フロアを二つに区切ります。そして,クラスを半分に分け,両側に配置します。

 室内用のスポンジでできたサッカーボールをたくさん用意し,両方に均等に配置します。

 時間を区切って,自分の陣地のボールを相手の陣地に足で蹴って入れさせます。危険がないように,平均台の下をボールが通るように指導しておきます。

 次から次へとボールがやってくるので,5分間もすると,子どもたちは汗をかくほどの運動量になります。突っ立っていても,そこにボールがくるので,蹴らないわけにはいきません。

 これなら,男女や技量の差が少なくなって,ボールに十分に触ることができます。

 最初は,転がってくるボールをそのまま蹴ろうとして失敗していた子どもたちが,足できちんとボールを止めて,正確に蹴ろうとするようになりました。

 あまり近づきすぎると,顔面を直撃して鼻血がでることもありますが・・・。

 時間で区切って終了し,ボールの数を数えます。もちろん,少ないチームの勝ちです。

 3チームなら,ベンツのマークのように平均台を並べます。盛り上がりますよ。

2008-02-16

新しい学習指導要領

 文部科学省のページに,新しい学習指導要領案が公開されました。

 内容については,新聞やニュースで報道されていますが,一通り読んでみようかと,無謀なことを考えました。

 学習指導要領案のPDFファイルは,「小学校学習指導要領案」だけで,132ページもあります。すぐに断念して,そのほかの資料を見てみました。

 一番わかりやすそうなのが「各教科等の改定案のポイント」です。新聞報道の根拠となっている文言が明記されています。

 ローマ字は3年生から。2年生から分数。5年生に素数と台形の面積の復活など・・・。他にもたくさんあります。

 算数は,今までの4領域に加えて,「算数的活動」が規定されました。4領域を指導するのに,算数的活動を取り入れるのは当たり前のことで,それを新たに規定した意図は何なのでしょうか。

 賛否両論の総合的な学習の時間は,時数を減らされ,郷土学習などの例示が追加されました。

 来年度は,今の学習指導要領のままで,授業が進められますが,平成21年度には,前倒しされる予定だそうです。

 指導内容と授業時数を増やすことで,学力を向上させようという意図はわかりやすいですね。でも,本当の学力「生きる力」を育成するには,本当の意味での「ゆとり」が必要なのだと思います。

 例えば,子どもたちと,草原を歩きながら鳥の声に耳を傾ける。咲いている花に目を向ける。そんなことから自然への興味・関心が高まるのではないでしょうか。教科書を厚くするだけでは,理科離れを食い止めることは難しいと思いますけどね。

2008-02-10

1年生が毎日5時間授業に

 文部科学省の「新しい学習指導要領」のページに,中央教育審議会の答申が公開されています。

 この膨大なPDFのファイルの一番後ろの方に,授業時数の改定案があります。これを見ると,週当たりの時間数が,
   1年生:23時間→25時間
   2年生:24時間→26時間
   3年生:26時間→27時間
   4年生以上:27時間→28時間になります。

 1週間は5日間ですから,1日あたりの授業時間は,
   1年生:5時間
   2年生:4日が5時間で,1日が6時間
   3年生:3日が5時間で,2日が6時間
   4年生以上:2日が5時間で,3日が6時間です。

 この表には,クラブ活動や委員会活動の時間が明記されていませんから,4年生以上では,さらに1時間追加されます。

 1年生の5時間目は,体力的にかわいそうです。難しい勉強をさせるわけにもいかないでしょう。放課後友だちと遊ぶ時間は確保されないのでしょうか。

 時間を増やせば学力が上がるかどうか・・・。がんばるしかないんでしょうけど・・・。

2008-02-06

小学生の地域学習にカルタは?

 小学校では,社会科や総合的な学習の時間に地域の学習をすることがあります。

 そんな時,まとめ方の一つとして,カルタを使ってみるのもいいかもしれません。

 カルタを作るには,川柳のようにリズムのいい言葉を考える必要があります。国語の勉強にもなります。

Lnewy032  さらに,画用紙に手描きで絵を描かせてもいいのですが,デジカメの写真を使って,コンピュータで作るというのも面白いかもしれません。

 写真をレタッチして,水彩画や油絵のようにしてしまっても,いいかもしれません。

 そうして出来上がった作品を,学校のWebにでも載せれば,多くの人に見てもらえます。

 ためしに学校紹介カルタでも作らせてみようかな。

2008-02-05

今日の給食はぎょうざ!

 今日の給食に,揚げぎょうざが出ました。

 安全な餃子であるという通知は来ましたが,給食に中国製の冷凍食品を使っているところもあったんですね。

25  給食は,将来有望な子どもたちが食べるわけで,食材の入手には,細心の注意をはらって欲しいと思います。

 給食費未納問題なんていうのもありますが,安全な食事を安く供給するのだから,ぜひ支払って欲しいと思います。

 給食費をはらわない家庭の子どもには給食を食べさせない!っていうわけにもいかないでしょうが,支払っている家庭のお金で,支払わない家庭の分まで賄っているというのは,納得がいきません。

 給食ぐらい,地産地消としたいものです。そのために,給食費が倍になっても仕方がないかと思います。何しろ1食300円しないんですから。

 おいしく安全な給食をお願いしたいと思います。

2008-01-05

Y駅の間違い看板

 JR東日本管内のY駅に立ち寄りました。ホームの一番端にある「喫煙所」までいって,一息。これから2時間以上列車の中なので,真剣です。

 一服しながら,ふと看板を読んでいると・・・。

080105  この表記っておかしいですよね。

 あまり一般の人(特に子ども)が近寄らない喫煙所だからといって,このままにしておくのもどうかと思いますが・・・。

 「に」が一つ余分なだけなのですが,ものすごく気になる看板でした。乗る前に買ったシウマイはおいしかったけど・・・。(^_^;)

2008-01-03

研修会・セミナーの季節

 1月~3月にかけては,情報教育系のセミナーや研修会が花盛りになります。

 お財布と相談しながら,どれに出ようか計画を立てなければなりません。

 中には,運営側に回るものもあり,休むことができないので大変です。

 とは言っても,本当は楽しくて仕方がないんですけどね。

 紹介できるものは,積極的に紹介して行きますので,どうぞよろしく。

2007-12-18

金色の星

 今日の夕方(と言っても十分に暗くなっていましたが),我が家のポチの散歩に行った帰り道のことです。

 通り沿いのアパートから,男の子とお母さんが出てきました。
「ママ,見て!金色の星!」
「寒いわね。早く車に入りなさい。」

 この会話を聞いて,お母さんは大きなチャンスを逃したと思いました。

 もしもここで,
「まあ,きれいね。お星様にも色があるのね。」
とか,
「あれは火星っていうお星様よ。」
なんて言っていたら,この子は星に興味をもったと思うのです。

 どこにチャンスが転がっているかわかりません。私も,クラスの子ども達の呟きを,アンテナを高くして拾っていければいいと思いました。

2007-12-15

30人学級と加配教員

 現在,群馬県では小学校1・2年生の30人学級と,小学校3年生へのサクラ・プラン,中学校1年生へのワカバ・プランと呼ばれる職員の配置が行われています。

 以前は,小学校の1・2年生にサクラの先生が配置されていました。それを,30人以下の学級にすることで,3年生に回した形になるのでしょうか。

 教室に複数の教員がいる場合と,児童数が少ない場合とで,どちらの方がメリットがあるのか考えてみました。(予算的な面は一切考えていません)

 まず,複数の教員で40人学級を見る場合です。サクラの先生を補助的立場とすると,授業についていくのが難しいお子さんを中心に,支援していただくということが可能になります。担任は,学級全体に一斉指導すればいいわけです。

 30人以下の学級になって,一人で指導する場合はどうでしょう。もしも,授業についていくのが難しいお子さんが,複数名いたときには,担任は一斉指導しながら,それらのお子さんの個別支援もしなければなりません。人数が少なくても,やることは同じです。

 個別の支援の度合いも,一人一人違いますから,一概には言えませんが,補助的な立場の人がいれば助かるのに・・・。という場面も時たまあります。

 様々な自治体で全体の予算が削減される中,教育費だけは減らさずに増えているところもあるようです。大変ありがたいお話です。でも,貴重なお金を,全ての学校に同じように配分するのは,無駄が出てしまうと思います。

 学校で,児童の実態をよく見て,30人学級にするのか,補助的な教員を配置するのかを選択できるようになればいいと思います。

 空き教室のない学校では,30人学級を実現するために,特別教室を減らして,普通教室にしたり,建物の増築をしたりしています。それなら,40人学級で補助的な人を入れたほうがいいかもしれません。反対に,空き教室の多い学校なら,30人学級も大歓迎でしょう。

 最近,基礎学力ばかりがクローズアップされ,特色のある学校はしぼんできています。PISAで問題になった応用力は,漢字練習や計算練習だけでは伸ばすことはできません。しっかりした基礎の上に,各学校で特色を生かして,築いていかなければならないものだと思います。

 2学期もあと1週間。基礎学力を再確認して,冬休みを迎えさせなければなりませんね。

2007-12-09

あと2週間

 2学期も,あと2週間で終わります。そろそろ通知票を仕上げなくてはなりません。そんな中,「もし,サーバが壊れたら・・・。」と心配になってしまいました。

 最近は,成績処理をコンピュータで行う先生が多くなりました。成績データの流出を防ぐために,データの持ち帰りやリムーバブルディスクへの保存は制限され,サーバ内にパスワードをかけて保存することになっています。

 最重要のデータは,リムーバブルディスクに複製し,耐火書庫の中にしまいますが,それ以外のデータは,サーバのハードディスク上にあります。

 多くの学校では,複数のハードディスクを使用し,自動でバックアップを取るようになっていますが,本校には,そのような仕組みはありません。仕方がないので,担当(私)が,定期的に手動でバックアップを作成することになります。

 もしも,この時期にサーバが壊れたら,通知票が渡せないという事態も発生しかねません。というわけで,本日は休日出勤して,サーバのご機嫌伺いと,手動バックアップを作成してきました。

 もうすぐ,自動バックアップできるサーバが導入されるそうなので,それまでの辛抱です。群馬県では,出席簿,通知票,指導要録などを作成できるソフトの導入をしていくようです。

 その際には,セキュリティの確保はもちろんですが,データがなくならないような仕組みを二重三重に作っておく必要があると思います。

 情報安全の仕組みには,しっかり予算を確保して,取り組まないと大変なことになりそうですから。


-天気予報コム-