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ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2006-05-28

著作権と情報モラル

 情報教育で力を入れて指導するように言われているのが,情報モラルです。なぜか,その中に,「著作権」についての指導も含まれています。まず,ここが大きな間違いなのです。

 モラルというのは,道徳的なもの,倫理的なものであって,心の問題です。ところが,著作権というのは,「著作権法」という法律で定められた,れっきとしたルールなのです。

 モラルは,守らないと社会的信用が失われることはありますが,罪には問われません。(民事的に訴えられる可能性はありますが・・・)ところが,著作権は守らないと法律に違反するわけですから,刑事罰が下されることになります。

 「著作権」を「モラル」として指導しているということは,裏返せば教えている側が正しく理解していないということになってしまうのです。というわけで,今年は情報モラルについて,自分でも勉強して行きたいと思っています。

2006-05-27

カーナビの功罪

本日,車を替えました。やっとカーナビつきになりました。早速,カーナビの効果を確かめるべく,雨の中走ってみました。

カーナビの指示通りに走りながら,ふと気づきました。
「道が覚えられない・・・。」
案内どおりに走る事によって,道路上の目印をおぼえようとか,標識を探そうとか,そんな気持ちがなくなってしまうのです。

今のコンピュータは,GUIが発達して,内部で行われている事はほとんどわかりません。
それはそれで,便利になったというのでしょうが,コンピュータを使うことで,頭を使わなくなるのでは,こまるかな?と思いました。

2006-05-26

放送・視聴覚・情報教育

 今日は,群馬県教育研究会情報教育部会の理事総会が開かれました。その中で,関ブロや全国大会の予定も話されたのですが,「情報教育」と名乗っているところはないんですね。

 「放送教育」や「視聴覚教育」という名称で,研究会を開いているのです。私たちの情報教育部会も,視聴覚教育の延長線上にある,情報機器活用教育的な側面が強いように感じます。

 放送教育や視聴覚教育は長い歴史を持っています。かれこれ50年以上になるでしょう。情報教育という言葉が生まれて10年は経ったと思いますが,歴史の差は歴然です。

 情報教育が正しく理解されれば,放送教育・視聴覚教育と並んで,情報教育が認めてもらえるような気がするのです。情報教育は,学校教育全般において行われるもの。と思っているHorryでした。

2006-05-22

プレゼンテーション入門

最近は,プレゼンテーション(以下プレゼン)入門と言えば,PowerPoint の研修?というようなイメージをもたれることが多くなっています。でも,PowerPointは,プレゼンに使えるスライドを作って表示させるソフトです。プレゼンのごく一部でしかないのです。

PowerPointが普及する前は,OHPが主流でした。それから,35mmフィルムの「スライド写真」を使うこともありました。アナログでは,模造紙に書いたり,紙芝居にしたり・・・。もちろん,何も使わないのもありですし,実物を見せながらなんていうのは本当に効果があります。

さて,PowerPointを使ってプレゼン用のスライドを作る時に,子どもに指導していることがあります。もちろん,自分も気をつけていますが・・・。

  1. 色合いはコントラストが高くなるようにする。
  2. 文字はできるだけ大きくする。
  3. 文字はできるだけ少なくする。
  4. アウトラインをしっかり把握し,キーワードを決める。
  5. 写真等の資料を効果的に使う。
  6. アニメーション効果は「ここぞ」というポイントのみで使う。

さらに,発表する時には,

  1. スライドに書いてあることは,読み上げない。
  2. 聞いている人の眼を見ながら話す。(アイコンタクト)
  3. 原稿は,できるだけ読まない。
  4. 声の大きさや,話す速さを意図的に変える。
  5. できたら,身振り手振りを加える。

子どもが原稿を見ながら,たどたどしく発表するのは,まだ許せるのですが,大人が原稿を読みながら,聴衆を無視して話をするのは許せません。

上級者になると,聴衆の反応を感じながら,微妙に話し方を変えることができるんですけどね。

2006-05-15

リンク集その後

 昨日は,アプリケーションソフトを使ったリンク集について書きました。

 今日は,学校のWebスペースでCGIを動かす練習として,登録型のリンク集を作ってみました。フリーのCCIソースを使って,カテゴリ別にツリー表示できるものをアップしました。学校のWebページなので,不適切なリンクが作られないように,管理者のパスワードを設定し,管理者だけが登録できるようにしました。

 これは,使えるページを見つけたときに,とりあえず登録しておくのに便利かなと思います。先生方にパスワードを教えて,登録方法を覚えていただけば,どんどん成長させることができますから・・・。また,リンク集のメンテナンスもブラウザ上から簡単にできるので,使えるものに育てることができるかもしれません。

 アプリケーションとCGI。それぞれ,短所と長所を持っていると思います。いろいろな表現方法から,その場,その時に応じた方法を選択できる。先生方の情報リテラシーも高まりそうです。

2006-05-14

リンク集の作り方

学校では,調べ学習にコンピュータを使うことがあります。以前は,何でもかんでもインターネットで調べよう!?なんていう授業もあったようですが,今は,図書資料とうまく組み合わせて使っている人が目立ちます。

授業で調べさせるときには,検索エンジンで検索することは,あまりお勧めできません。膨大なページの中から,必要なデータを探し出すのに時間がかかりすぎるのです。そこで,リンク集の使用をお勧めしています。

リンク集を作るのには,HTMLで記述するのが一般的ですが,CGIを使って簡単に追加する方法もあります。これらの方法では,リンクするページが増えたときに,管理するのが大変であるということです。Webページ自体は,どんどん生まれ,消滅しているのですから。

今,リンク集として先生方にお勧めしているのが,ワープロソフトで作るものです。授業に必要なページだけを打ち込んだ簡単な文書を作ります。ワープロソフト(表計算ソフトでもいいのですが)には,ハイパーリンクを使える機能もあるので,その文書を開いてURLをクリックすれば,目的のページを開かせることができると言うわけです。

これならば,教材研究しながら,その授業のためだけのリンク集が簡単に作れるので,管理も楽々です。それに,いちいち目的のページの管理者にメールを送ったりする必要もないわけです。

手抜きかもしれませんが,使える方法だと思います。

2006-05-09

子供達の情報リテラシーを高めるために

情報教育というのは,子ども達にコンピュータを使う力を付けさせるだけのものではありません。(未だにそう思っている人も少なくないのですが)子ども達が情報と上手に付き合っていけるように,情報リテラシーを高めるのも情報教育の役割の一つです。

たとえば,溢れかえる情報の中から,必要な情報を選択し,真偽を判断し,理解する。さらに,自分の課題などを解決して,それを発信する。そんな力も情報リテラシーに含まれます。

さて,子ども達が情報を簡単に発信することは,なかなかできることではありません。そこで,「Web学級日誌」というソフトを使って,学級日誌をPC上で作成し,「じょうほう宝箱」という機能を使ってWeb上に公開するという方法を使ってみました。Web上とは言っても,前橋市の学校イントラの中だけで,一般のご家庭からは見ることができませんが・・・。

子ども達に学級日誌を入力させるためには,ある程度ローマ字入力のスキルが必要です。そのために,「キーボー島アドベンチャー」というサイトを利用しました。子ども達の習熟の過程を30段階に細分化し,ローマ字入力の基礎からタッチタイピングまで身につけさせることができるサイトです。

紙ベースの学級日誌との違いは,市内イントラとはいえ,他の学校のお友だちに読まれるかもしれない,という気持ちを持たせることができるということです。読まれることを意識すると,伝えるための書き方を工夫するようになります。また,他の学校とのコメントのやり取りもできるので,担当している教師の十分な指導の下で,交流する体験もすることができます。

教室にコンピュータが入っても,何も使いみちがないという話も聞きますが,学級日誌をつけるというのもおもしろいかもしれませんよ。

2006-05-07

学校Webページで公開する情報

文部科学省の指示もあって,多くの学校でWebページを作成し,公開しています。「積極的に学校から情報発信しなさい」ということです。さて,学校がWebページを通して発信する情報とは,どんなものでしょうか。

1.学校の基本的な情報
 学校の所在地や電話番号をはじめ,教育方針や学校教育目標などを公開しています。対象は,保護者だけでなく,地域の方や遠くの方にも見ていただくべき情報です。実際に,学校のWebページを見て,転校先の学校を決めたという方もいらっしゃいます。

2.学校の教育活動に関する情報
 日々の学校の様子を公開していくということです。主な対象は保護者であり,その他に学校の周りの地域社会の方にも見ていただきたい情報です。1.に挙げたような情報だけではわからない学校の様子を,子どもたちの姿を通して見ていただくということです。

大きく分けて,この二つが中心になります。1.は,年度当初に更新すると,1年間はほぼそのままで済みますが,2.については,随時更新する必要があります。

また,1.を公開することは,あまり問題になることはないと思いますが,2.については,出せる情報と出せない情報をきちんと分け,必要以上の情報を流さないようにする必要があります。保護者だけにパスワードを与え,閲覧制限の中で少し詳しい情報を掲載している学校も少なくありません。

どこまでが公開できて,どこから公開できないのか。ある程度の基準をもって作成していると思います。私の勤務校では,全ての保護者の皆さんに承諾を取りました。掲載を望まないご家庭が絞られることによって,担任が事前に直接確認することができます。

これからも,公開する情報の範囲については,変化していくでしょう。それに応じて確実に情報を管理する力を我々が付けていく必要があると思います。

2006-05-03

SNSに招待されました

 自分でもSNSを始めたことは,一昨日書きましたが,そのコメントにあったmochizukiさんから,招待が届きました。

 自分で始めたにもかかわらず,使い方がよくわからないので,体験を兼ねて,お言葉に甘えて参加させていただきました。

 少し体験してみて,Webともブログとも違う点が見えてきました。「マイページ」を単体で見ると,ブログと変わらないのですが,友人を招待することによってブログ同士が横につながるというか,広がっていくんですね。

 自分のSNSは,どう育てていくかイメージがだんだん見えてきました。

2006-05-02

「教育情報化リーダ」検定試験

 (社)日本教育工学振興会(JAPET)では,「教育情報化コーディネーター(ITCE)」検定試験を実施しています。Horryは,準2級(2級の一次試験のみ合格)です。(^^ゞ

 今年度,新たに「教育情報化リーダー」検定試験も実施されます。実施は6月18日(日)なのですが,申し込みは5月9日から始まるようです。(ITCE3級の試験と同じ日なので,申し込みも同じかな?)

 市の情報教育主任会長になって,どんな取り組みをしていったらいいのかずっと考えてきました。この試験が,考えるヒントにでもなればいいと思っています。あとは,スケジュールの調整と,受験料・交通費の工面,試験勉強ですね。


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