アナログ or デジタル?
土曜日に,学校の合唱団の発表会がありました。Horryは,その写真撮影を頼まれました。勝手に行って写真を撮るのとは違って,正式に依頼された場合には失敗はできません。趣味の欄に「写真撮影」と書いているHorryのプライドにかけても,きちんと撮影しなければならないのです。(^_^;)
普段なら,デジタルカメラだけで撮影しますが,一度CFカードのエラーでデータを全て飛ばしてしまったことがあるので,久しぶりにアナログ一眼を使ってみました。合唱のような静かな会場では,シャッター音の出るアナログカメラは使いたくないのですが,デジタル一眼を買うお金もないので仕方がありません。
ボディにタオルを巻いて,少しでも音が漏れないようにするとともに,客席の一番後ろの端から撮影することにしました。レンズは100-300のズーム(あまり明るくないもの)です。しっかりと三脚に固定し,レリーズでシャッターを切ることにしました。フィルムの感度は800にしました。1600だと画像が荒れてしまうし,400では,シャッター速度が速くできません。
隣に,小さめの三脚に固定したデジタルカメラもセットしました。デジタルの方は,最高画室にセットし,2秒のセルフタイマー(10秒と2秒が選べるので)を使うことにしました。手ぶれ補正機能はついてないし,動きの少ない被写体だからできることですが・・・。こうすることで,シャッターを押す時のブレを防ぐことができます。
デジタルカメラは,休憩時間に写真のできばえを液晶モニタで確認できました。少し暗めですが,PCで補正すれば何とかなるでしょう。でも,アナログカメラは確認できないのです。(当たり前ですね。すっかり忘れてました。)
発表会が終わって,Kカメラに同時プリントを頼みました。小一時間待って,写真を受け取りに行くとき,本当にドキドキしました。「ああ,この感覚。懐かしいな。」などと思いながら,できばえを確認しました。お店の人と話をすると,色調を補正して焼き付けてくれたとのこと。ネガフィルムで撮影した時には,焼付け時に補正してくれているのです。だから,レンズ付きフィルムでもきちんと写真が撮れるのです。
アナログカメラも,なかなかいいものです。久しぶりにリバーサルで写真を撮りたくなりました。でも,フィルム代,現像代と焼付け代って結構高いんですよね。
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