プロフィール

フォトアルバム

ホリー

ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

フォトアルバム

 

Horryのリンク

最近読んだ本

« 2006年2月 | メイン | 2006年4月 »

2006年3月

2006-03-22

卒業式

 いよいよ卒業式です。正式には,卒業証書授与式と言うのかな?式のメインは卒業証書の授与ですね。授与とは,文字から判断すると,「授け与える」ということです。学校から,授けてやるものなんですね。

 今は少なくなりましたが,昔は卒業生が学校に記念品を贈ることがありました。この場合は,「卒業記念品贈呈」です。PTAなどから,卒業祝いに記念品を贈ることもあります。これは,「卒業記念品授与」なんですね。まったく言葉は難しいです。

 放送係のHorryは,卒業証書授与のBGMを流すという大役があります。担任の呼名や児童の返事の声を邪魔しないで,なおかつかすかに聞こえる音量で流さなければいけません。これは,何度リハーサルしても難しいのです。卒業証書授与の練習をしている間に調節し,ボリュームを記録しておきますが,当日はたくさんの保護者や来賓の方がやってくるため,体育館内の音響効果が変化するのです。

 卒業生入場前の15分間,保護者の皆さんに見ていただくスライドショーのセッティングは無事に済みました。会場の都合で,来賓入場前に撤収しなければならないのですが,何とかなりそうです。

 3年生が参加するのは,Horryにとっては,初の体験です。何よりもそれが心配だったりするのですが・・・。

2006-03-21

WBCって

 WBCの決勝で日本がキューバに勝ちました。選手の皆さんの姿は,高校野球を見るようで,とても感動しました。

 でも,大会そのものは,サッカーのワールドカップと比べると,権威も何もないように見えてしまうのが残念です。何ですかね?あの国のわがままは。

「ドミニカとかキューバとか,強いチームは別ブロックにして,とりあえず弱そうな日本や韓国をうちのブロックに入れよう。」

「適当に試合して優勝すれば,球場に足を運ぶ人も増えるだろう。」

「オープン戦の代わりにやれるように,ピッチャーの球数を制限しよう。」
#そんなに気にするんなら,自分の国だけそうすりゃいいじゃん。

「野球発祥の地としてのプライドがあるし,審判は自分の国から出そう。」

 国際的に普及しているスポーツの国際大会では,試合をする二つの国と利害関係のない第三国が審判をするのが普通じゃないですか。(相撲は国際化しても審判が日本人ですが・・・)しかもあんなやつを連れてきて・・・。

 それから,決勝を放送した日本テレビ!段取り悪すぎ!なぜ決勝の「君が代」がCMに阻まれるの?キューバの国歌と何故かアメリカの国歌だけ聞かせて・・・。準決勝のTBSは,きちんと放送していたし,口ずさむ選手の表情を見て,視聴者も感動しながら応援したのに。解説もアナウンサーも,TBSの方が気合が入っていましたね。

 それから,リーグ戦の勝率が悪い日本チームが,メキシコのおかげで準決勝に進み,優勝までしてしまったのは,競技の仕組みのおもしろいところですね。一発勝負のトーナメントは,高校野球で活躍した選手が多い日本にはそれだけで有利だったりして・・・。

低学年からの情報モラル指導

 携帯ゲーム機が進化している(らしい)。最近の機械は,ペン入力ができたり,無線LANを通した通信もできる(らしい)。さらに,携帯ゲーム機対応のWebブラウザが出る(らしい)。

 (らしい)を連発しているのは,Horryの家には,新しいゲーム機がないからであり,正確な情報を入手することができなかったからである。(^_^;)

 今や,中高年にも人気のある携帯ゲーム機であるが,ここまで進歩してしまうと,子どものおもちゃの域を超えている。未就学の児童が,仮想世界のゲームに熱中し,通信機能を駆使して,ゲットしたアイテムのやり取りをする時代が,もうすぐそこまでやってきているのである。

 こうなると,小学校では1年生の段階から,ネットの影の部分も指導しなければならなくなるだろう。赤外線通信等で通信しているうちはいいが,インターネットを通した通信ができるとなると話は別だ。どこの誰かもわからない相手とゲームをしながらチャットができるのである。これは本当に怖い。

 また,ゲームの世界で手に入れたアイテムが,現実社会の通貨によって取引されることもある(らしい)。Horryには,まったく理解できない世界である。でも,子ども達はゲームを通して,そんな世界に引き込まれていく(かもしれない)。

 Horryを含めた親の世代は,こういう現実に目を向けなければならない。たかがゲーム機と侮ることなく,携帯用インターネット端末を買い与える覚悟をもって,子ども達に与えなければならない。もちろん,機能の全てを理解し,その危険性を予知した上で,しっかりした指導と監督の下で使わせて欲しい。

 こう書きながら,本当にWebブラウザの機能が使えるならば,そのために買ってもいいと思っているHorryではあるのだが・・・。

2006-03-19

もうすぐ春分の日

 久々の気象の話題。(天文の話題かもしれないけど)

 もうすぐ春分の日がやってきます。この日は,太陽が赤道上を通る日です。昼の長さと夜の長さが同じになる日とも言われます。本当は同じ長さではないのですが・・・。

 春分の日は3月21日近辺,秋分の日は9月23日近辺です。移動する休日なのですが,ほとんどの年は,この日ですね。

 さて,春分の日から秋分の日までを「夏」の期間。秋分の日から春分の日までを「冬」の期間とすると,どちらが長いのでしょうか。計算してみました。

 夏:10+30+31+30+31+31+23=186日

 冬:7+31+30+31+31+28+21=179日

 何と,夏の期間のほうが1週間も長いのです。このことから,地球の公転軌道が円でないことがわかります。円なら,常に一定のリズムで回るはずですからね。

 地球は太陽の周りを,楕円の軌道で回っているのだそうです。楕円軌道を通るのですから,地球と太陽の距離は,変化していることになります。一番太陽に近づいた時と一番離れた時の距離の差は,何と500万kmもあるのだそうです。

 では,太陽に近いのは,夏ですか?それとも冬ですか?それを考える時に,上でした計算を思い出してみてください。夏の方が冬より7日間も長いのです。つまり,同じ位置に戻ってくるまでに,余分に時間がかかるということです。ということは,夏の方が太陽から遠く離れた軌道を通っていることになります。

 太陽が遠いのに暑いなんて,何だかおかしいですよね。

2006-03-18

学校のホームページ

 来年度の本校のホームページをどうしようかと,しばらく前から考えています。課題は3つです。条件は,今あるシステムで運用することができなければいけません。新たな予算措置は講じられないのです。

課題1.各学年のホームページを充実してもらうために,情報教育主任としてどう働きかけ,どんなシステムを用意すればいいか。

課題2.保護者の方を対象にしたアンケートでは,行事の予定などをくわしく載せてほしいという意見があった。行事をくわしく掲載することで,児童に危害を加えようとする者に都合の良い情報を与えることにならないか。例えば,その行事名を見ると,児童の下校時刻が予測できるとか・・・。そのためには,どのような方策が考えられるか。

課題3.携帯電話が普及している。携帯電話へのメール配信や携帯用Webページ作成という要望も出てきている。メール配信は,メールアドレス(個人情報)を守りながら,受信する費用に見合った情報を流さなければならない。携帯用のページを作ることは,作成者にとって単純に負担が増えてしまう。それらの希望をかなえるためには,どのような方法をとればいいか。

課題1について,今考えているのは,脱HTMLということです。先生方は学級だよりなどをワープロソフトで作ることができます。そのデータをPDFにして掲載することは可能です。最悪でも,紙ベースで作成してもらい,PDF化して公開しようと思っています。

課題2については,保護者専用のページが作れれば問題ありません。何らかの手段でパスワードを設定したページを作る必要があります。BASIC認証が一番セキュリティが高そうですが,学校からはWebサーバの設定はできません。管理をしている人に頼まなくては・・・。

課題3は,メールアドレス収集の仕方,集めたメールアドレスの管理,コロコロ変わる携帯のメールアドレスへの対応,配信する文書の作成,携帯用ページ作成などの課題が山積です。専用ソフトが発売されていますが,とてもそんなお金は出せません。メルマガを配信する感覚で実行できれば,登録者にメールアドレスが漏れることはほとんどないのですが・・・。この課題解決が一番大変だと思います。

 というわけで,どこまで解決できるかわかりませんが,多くの実践例を見ながら,本校のシステムを構築して行こうと思っています。

2006-03-17

フリーアクセスの床

 本校の職員室もPC室もフリーアクセスである。床下にLANケーブル等がかくれるので,床面はすっきりとフラットである。しかし,メンテナンスのしやすさという点では,多少疑問が残る。

 例えば,自分で職員室LANを敷設する時には,簡単な図面を描いて保存しておく。トポロジーがわからないと,メンテナンスがしにくいのだ。フリーアクセスでなければ,床面等にモールをつけて,その中に入れるので,図面がなくてもケーブルをたどればつながり具合がわかるのだが・・・。

 とりあえず,職員室内のIP電話設置のために,床面をはがして考えてみなければ・・・。

2006-03-16

個人情報流出を防ぐために

 今日,市教委から個人情報の流出を防ぐための通知が届いた。3月31日までに報告しなければならないのだが,Winnyを中心とした個人情報流出が大きな問題になっているだけに,仕方のないことだと思う。情報担当者としては,責任をもって対策してきたつもりだが,その確認をしなければならない。

 まず,学校内のPC(学校用,個人用を問わず)と職員が家庭で使用している私用PC(個人情報を扱うことがあるもの)のウイルスチェックをしなければならない。ウイルス対策ソフトの最新データを使って,全てスキャンする。

 学校ではウイルスバスターのコーポレーテッドエディションを使っているので,スキャンすればいいだけなのだが,何しろ台数が多い。児童用40台,事務用10台,各教室用のノートPC20数台,教卓に組み込まれたPC12台・・・。全職員にスキャンのしかたを説明し,手分けして取り組むわけだが,ファイルが多い場合はスキャンに時間がかかる。その間,通常業務に支障をきたす恐れもある。

 常に仕事に使われているPCについては,卒業式開始前にスキャンを開始し,卒業式が終わったらスキャンも終わっているという方法をとろうと思っている。児童用のPCは,仕方がないので,放課後にでもスキャンするしかなさそうである。その他の教室にあるPCは,使用しない授業中にスキャンしてもらおうか・・・。

 その他に,Winny使用の有無を確認する。さらに,個人情報の入ったファイルの扱いを共通理解する。原則持ち出し禁止なのだが,この時期は,特に危険である。リムーバブルメディアの場合は,紛失の恐れもあるのでさらに危険であろう。

 もちろん,個人情報の入ったファイルをメールで送ることも危険であることを知らせなくてはならない。さて,通知にはなかったが,インターネット上のパーソナルスペース(インターネットディスクのようなもの)を使うこともどうだろうか。もしも,そのサーバがウイルスに感染したら,そこから流出してしまうことも考えられるのである。

 インターネット上を流れているプロトコルは,いつ,どこで,だれにインターセプトされるかもわからない。仕事を便利にするはずのICTが,仕事上の危険を増加させ,担当者の負担を増えさせることもあるのか・・・。

 とりあえず,ウイルススキャンとWinnyのチェックの仕方を先生方に説明する方法を考えなければ・・・。

2006-03-15

卒業式用DVD完成

 ここ数年,卒業式の直前(保護者が入場して,卒業生入場を待つ間)に学校での子ども達の様子を撮影した写真を使ったスライドショーを流しています。最初は,パワーポイントでものすごい量(100枚以上)のスライドを作っていましたが,準備がとても大変でした。その後は,フリーウエアのスライドショー作成ソフトを使ったこともありました。

 昨年度からは,Microsoft社純正の「フォトストーリー」を使っています。フリーでダウンロードできるソフトとしては大変秀逸で,手軽にスライドショーを作成することができます。

 実は,どのソフトを使っても,スライドショーの作成自体はほとんど苦労しません。千枚くらいある写真の中から,使う写真をセレクトする作業が一番大変なのです。スライドショーの上映時間は15分程度です。1枚の写真の表示時間を5秒とすると,15分間のスライドショーでは,180枚の写真が使用されます。今年は,写真が少なかったのですが,それでも600枚から180枚を選ぶというのは結構しんどいものです。

 選んだ写真を時系列に並べ,ズームやパンなどのアニメーションを設定します。この動きによって,静止画がまるでビデオ作品のような動きのあるスライドショーに変身するのです。この動きに,作者のセンスが現れるので,1枚ずつていねいに指定していきます。これも時間のかかる作業です。ここまでできれば,あとは音楽を入れて完成です。

 フォトストーリーは,イメージに合った曲を作ってくれる機能があるので,著作権法に違反しない作品が作れます。

 出来上がるファイルは,WMV(Windows Media Video)なので,メディアプレーヤーで再生できます。これをもとにして,DVD-Videoを作ることも可能です。

 今日,何とか卒業式用のスライドショーを完成させました。使用した写真が181枚なので,15分05秒の作品になりました。職員室で試写したところ,6年の担任をはじめ,見た職員は感動してくれました。自分で作ってみたいという職員も現れました。職員室のICT活用に少しだけ役立ったような気がします。

 卒業式当日が楽しみになってきました。

2006-03-14

表彰式

 今日は,群馬県庁昭和庁舎正庁の間で,第3回21世紀ぐんま教育賞の表彰式がありました。Horryが書いた論文も,奨励賞(最優秀,優秀の次)をいただきました。賞状をいただくのは,久しぶり(小学校3年生の時の図画大会銅賞など)なので,本当に緊張しました。卒業証書を堂々と受け取る子ども達はえらい!と実感しました。論文は,今月中にはWebで公開されると言うことなので,公開されたらお知らせします。(本名や勤務校が書かれますけど・・・)

 内容は,昨年度取り組んだ総合的な学習の時間の実践をまとめたものです。D-projectのユネスコ・世界寺子屋運動リーフレット制作プロジェクトを中心に組み立てた総合的な学習の時間の活動です。学年全体で取り組んだので,連名で表彰していただきました。

 今年の目標は,あと2つ。4月から,新しいテーマで実践に取り組もうと思っています。

2006-03-13

Excelの表をWordに貼る

 会計報告の時期ですね。今回のお題は,
「Excelで作った表をWordに貼り付ける時に,表がページをまたぐようにするにはどうするか。」
です。

 WordとExcelはMS-Office仲間なので,ファイルの連携はよくとれています。しかし,それが逆効果になってしまうこともあります。WordにExcelの表を貼り付ける場合,通常は「オブジェクト」として挿入します。しかし,こうして貼ったExcelの表は,数値を変えたり,再計算したりすることはできるのですが,ページをまたぐことができません。そこでこんな方法をとりました。

  1. Excelの表の必要な部分を選択する。
  2. 右クリックや編集メニューなどからコピーを選択する。
  3. Wordに移り,「編集」→「形式を選択して貼り付け」→「リッチテキスト形式」を選択する。

 こうすると,Excelの表がWordの表に変換されます。こうなれば,Word上で書式を変えたり,セルの幅を変えたりするのも簡単ですね。

 もしも,表がうまくページをまたがないときには,表を右クリックして「表のプロパティ」を選択します。その中の「行」というタブをクリックして,「オプション」の「行の途中で改ページする」にチェックを入れます。この方法は,指導案などのように表がページをまたぐ場合にも有効です。


-天気予報コム-