情報モラル指導の限界
情報モラル指導がクローズアップされています。中教審の答申に盛り込まれ,次の学習指導要領にも反映されるかもしれません。
指導する教員や保護者の中には,迷惑メール,チェーンメール,アダルトサイトくらいは,経験している人も多いかもしれません。ところが,フィッシングサイト,出会い系サイトと,プロフ,学校裏サイトなどは,見たこともない人も多いのではないでしょうか。
今までの教育は,自分が受けてきたものを噛み砕いて教えれば,ほとんどOKでした。教科が大きく変わるわけではないし,自分の知識と教材でクリアできていたはずです。
ところが,情報モラルとなると,経験すらしたことのないものを教えなければならないのです。しかも,技術革新はものすごい速さで進み,みんなが体験した頃には,新しい技術が登場していることでしょう。
子どもとともに学ぶようなスタンスでなければ,情報モラルをしっかり教えることは難しいと思います。または,ものすごい一般論で,情報技術とは離れたものを教えることになるのかもしれません。
道徳指導のような情報モラル指導が行われていく可能性もあると思います。または,指導書が用意され,マニュアルどおりの指導を行うか・・・。
マニュアルだろうが道徳だろうが,情報モラル指導は,学校・家庭・地域がいっしょになって進めなければいけない問題なんですけどね。
子どもたちより一歩先を生きている
のが先生ですね。
常に新しいことを知り続けていくこと、
それが研究と修養でもありますね。
体験というよりも、新しい話題にいつも興味を持って知っていきたいものです。
投稿: Y.Mochizuki | 2007-12-04 23:05
お久しぶりです。
一歩先を生きているのは,年齢ばかりで,日々同じことの繰り返し・・・。というような教員にはなりたくないですよね。
また,新しい話題を教えてください。
投稿: Horry | 2007-12-05 19:42
新しいm-SNS の中に
2300ほどのリンク集データをいただいて
追加しました。ご利用ください。
投稿: Y.Mochizuki | 2007-12-07 00:40