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ホリー

ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2007年3月

2007-03-27

 卒業式の式場を美しく飾っていた花。職場の殺風景な机の上を可憐に飾る花。そんな花を眺めていたら,少しかわいそうに見えてきました。

 地球上の生物は,自分の遺伝子を後世に引き継ぐために,さまざまな進化を遂げてきました。メスをひきつけるために,派手な姿になったり,きれいな声で鳴いたり・・・。植物も,虫や風などを巧みに利用しています。受粉を助ける虫を呼ぶために進化してきた花を,私たちは美しいと感じ,より美しくするために品種改良してきました。

 種子を作るために発達した花を,種子を作る大事な時期に切り取って,花瓶に挿してしまうのが人間なのです。切られた花は,種子を作ることはできません。人間はなんて身勝手なのでしょう。

 人間が栽培されるほうだとしたらどうでしょう。立派に成長して,いざ結婚!という時に別の場所に移され,隔離されてしまうとしたら・・・。考えただけでも恐ろしいですね。

 美しいがために利用されてしまう花たちを,せめて精一杯愛でてあげることにしますかね。

2007-03-26

能登半島地震

 昨日の朝,NHKの日曜討論を見ていたら,突然画面が津波注意報に変わりました。以前,何度か北海道に警報が出たときに比べて範囲が狭く,能登半島のところだけが黄色くなっています。
「範囲が狭いから震源が近いな。注意報だからそれほど大きな地震じゃないだろうな。」
と思ったのが大間違い。次第に明らかになる被害の大きさにびっくりしました。

 いすに座ってコーヒーを飲みながらテレビを見ていたHorryは,震度2といわれる揺れに気づきませんでした。中越地震の時は幕張にいて,長周期の揺れに驚きましたが,今回は何も感じませんでした。

 鳥居が倒れたり,家屋が倒壊していたりしている映像は,地震の恐ろしさを物語っていました。残念ながらお一人の方が亡くなってしまいましたが,あれだけの被害を見ると,もっとたくさんの方が・・・。と心配になりました。

 テレビの力は偉大ですね。点在する被害をつなぎ合わせることによって,町全体が壊滅してしまったような印象さえ与えられるのですから。これも「メディつき」かもしれません。実際に見てみないと,本当のことはわからないんでしょうね。

2007-03-21

顕微鏡とケータイカメラ

 私の携帯電話(ケータイ)についているカメラで,花びらの写真を撮影してみました。

Hana  これは,解剖顕微鏡(10倍)の接眼レンズに,ケータイのカメラのレンズをつけて撮影したものです。

 顕微鏡の視野が見えてしまっていますが,ズームインすると視野が広がり,周りの枠は見えなくなります。

 もちろん,普通の顕微鏡の接眼レンズにカメラのレンズを当てるだけでも,撮影することができます。ただし,接眼レンズの径が小さくなればなるほど撮影は難しくなります。

 顕微鏡にCCDカメラのついた製品も売り出されていますが,まだまだ全ての学校に普及するには至っていません。そこで,苦肉の策として,デジカメで写真を撮る方法を思いついたわけです。(Horryが最初だとは思いません。きっと全国にはもっと早くから撮影している人もいるでしょうから。)

 こんな写真が取れると,理科の授業がやりやすくなります。顕微鏡は基本的に一人で見るものですが,大きく映し出すことで,学級全体で共有することができるからです。

 きちんと三脚等で固定し,セルフタイマーを活用すれば,さらに鮮明な画像を得ることができます。また,デジカメの動画撮影機能を使えば,メダカの卵の中で心臓が動き,血液が流れる様子も撮影できます。

 ちょっとしたコツが必要ですが,お試しください。

2007-03-13

中学校の卒業式

 今日は,娘の通っていた中学校で,卒業式が行われました。娘の卒業式には,妻が出かけていきました。

 私が仕事から帰ると・・・。

「来賓や保護者がそろっている時間に予行練習ってするの?」
「えっ?」
「議員さんや教育委員会の人までみんなそろっているのに,音楽の先生が出てきて,歌の指導をしていたわよ。」
「・・・。」

「2年生の男の子が上履きを片方しか履いてないの。体育館は寒くて,その子は足が冷たそうだったわよ。式が終わるころになって気がついたんだけど,その子の何人か前の男の子が上履きを前に蹴っているの。先生って気がつかないのかな。」
「・・・。」

 同業者の悪口を言うわけにもいかず,なんとなくうなずきながら聞いていましたが,保護者の目って厳しいですね。うちの妻は,そんなことが気になって,娘の卒業式で感動できなかったと言っていました。

 Horryが勤務している小学校の卒業式まであと10日。妻の言葉を肝に銘じて,明日からも指導していこうと思ったHorryでした。

2007-03-08

校務の情報化

 Horryが勤務する市でも,校務の情報化が少しずつ進んできています。

 まず,校内でグループウェアが使えるようになりました。まだ,掲示板や回覧板程度の活用しかできていませんが,施設の予約や個人の予定表などの機能も搭載されています。

 また,電話連絡網に代わる保護者への連絡手段として,メールを活用し始めました。本校では,80%以上の保護者の方が登録し,これから活用が始まるところです。

 さらに,出席簿を印刷するシステムや時数管理,成績処理でもコンピュータが活用されてきています。それに使うソフト(?)は,Excel+VBAやマクロで作られています。

 また,一人一人の教員が作った教材(デジタルなもの)の共有システムもできました。市内で共有すれば,作成にかかる時間が節約できますね。

 校務の情報化によって,問題になっている教員の多忙感が減少し,児童・生徒と触れ合う時間が生み出せれば,いじめなどの問題も少なくなっていく効果もあるのではないでしょうか。

 もう少し産みの苦しみが続くんでしょうけどね。

2007-03-07

なんとなくデザイン変更

 しばらく同じデザインで通してきましたが,なんとなく変更してみたくなり,デザインを変えてみました。とは言っても,テンプレートを選んでボタンを押すだけなんですけどね。

 Macのコマーシャルでは,「パソコン」さんが難しいように言っていますけど,ブログだったら何でも同じですよね。ブラウザベースでコントロールするのですから。

 Macさんもだいぶ難しくなりました。昔はマウスのボタンは一つだけだったのに・・・。

2007-03-05

教育現場とLinux

 経済産業省とCECが,教育現場にオープンソースなソフトやOSを導入する実験を行い,その成果が発表されましたね。E-スクエアですか。

 多くの学校に大量に残されているWindows98系のPCは,Microsoft社のサポートがきれ,更新ファイルも提供されなくなりました。それに伴って,ウイルス対策ソフトのサポートも切れてしまいました。

 でも,学校によっては,まだまだ現役で動いているところもあります。セキュリティ面で大きな問題があるのは確実です。

 そんなPCにLinuxを入れ,寿命を延ばそう!安全に使おう!という試みだと理解しました。確かに,Windows98が動いていたPCなら,Linuxを動かすことは可能でしょう。もちろん,ハード面での可能性です。それを使う児童・生徒も,大きな問題はないでしょう。

 では,何が問題か?それは,教員のリテラシーだと思います。Windowsの操作をやっと覚えたと思ったのに,違うOSの操作だなんて・・・。Macのような扱いやすい直感的なGUIでも,抵抗感のある人(Windowsな人)がいるんですよね。

 Linuxをコマンドラインからコントロールするなんて,MS-DOSで育った世代のHorryは,ワクワクしてしまいますけどね。(^_^)v


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