プロフィール

フォトアルバム

ホリー

ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

フォトアルバム

 

Horryのリンク

最近読んだ本

ウェブ・技術 Feed

2006-04-03

Excelで新発見!

 Excelで数式を使った時に,エラー表示が出てしまったことがあると思います。例えば,セルB4の数値をセルC4の数値で割る時に,セルC4が0だったりすると,「#DIV/0!」というエラーメッセージがセルの中に表示されるのです。

 データを入力すれば正しく計算できるのに,入力前に式だけ入れたために,数式が無効になってしまうことがあります。そんな時に便利な関数です。

=IF(ISERROR(B4/C4),"--",B4/C4)

 この関数のはたらきは,「もし,セルB4の値をセルC4の値で割った答えがエラーなら,「--」を表示しなさい。それ以外なら,セルB4の値をセルC4の値で割った答えを表示しなさい。」となります。つまり,「#DIV/0!」を表示する代わりに,「--」を表示させようというわけです。エラーが出なければ,素直に数値を表示してくれるという優れものです。

 これを使って,今年度の時数集計表を作っています。学年ごとに作るのは結構面倒ですね。区切りも学校独自なので,汎用性がなく,どうしてもオリジナルになってしまいます。

2006-03-30

フリーアクセスとの格闘

 職員室の机の配置換えにあわせて,床面のコンセント等の出口の位置を変更しました。普通のオフィスとは違って,毎年この時期になると,人数が増減します。また,それぞれの机の位置も変わります。これが結構大変なのです。

 床のゴム製のパネルをはがし,金属製のパネルを移動すればできるのですが,けっこう力のいる仕事でした。金属のパネルに指は挟みたくないし,重いので落とすと大変だし,そっと動かすことに神経を集中しました。おかげで,今は,左腕が筋肉痛です。(^_^;)

 でも,フリーアクセスの仕組みがわかったし,床下を這い回っているケーブルのイメージもつかめました。やっぱり,見てみないと駄目ですね。特に,コンピュータのネットワークは,ブラックボックス化されていると,トラブルが出た時に対応が遅れてしまいます。きれいに仕上げられているのはいいのですが,どこにつながっているかわからないのでは直しようがありませんね。(自力で直そうとする人もいないのかな?)

 後は,鉄製のボックスの中に入っているISDNルータの設定作業です。新規にLANケーブルを1本通さなければいけないのですが,今日の作業で自信がつきました。がんばろう!

2006-03-23

ああ!フリーアクセス

 本校の職員室の床はフリーアクセスです。LAN配線や強電(100V電源)の配線が,床(アルミフレームとアルミ板?)の下を通っています。現在は,向かい合った机の中心部分に,そのアウトプットが出るようになっています。

 ところが来年度,教職員の数が増えるので,職員室の机の配置換えをしなければならなくなってしまったのです。普通の職員室ならば,自由に机の位置を変えることができるのですが,フリーアクセスゆえの問題点が大きな壁になりました。電源やLANのコネクタの位置がずれ,足を置くスペースに出てしまうのです。これでは,居心地が悪いですし,危険でもあります。

 そこで,机の位置をかえる作業の時に,そのコネクタの位置もかえることになります。これが結構大変そうです。作業自体は,春休み中を予定しているのですが,机を移動して床面を見える状態にしなければ作業ができません。面倒です。普段はすっきりした床面で便利なのですが,こういうときに不便なのですね。

 天井から電源とLAN配線が垂れ下がっている職員室も多いのですが,見栄えが悪い代わりに,作業性はいいですよね。う~ん,両方を満足させるのは難しいですね。

2006-03-21

低学年からの情報モラル指導

 携帯ゲーム機が進化している(らしい)。最近の機械は,ペン入力ができたり,無線LANを通した通信もできる(らしい)。さらに,携帯ゲーム機対応のWebブラウザが出る(らしい)。

 (らしい)を連発しているのは,Horryの家には,新しいゲーム機がないからであり,正確な情報を入手することができなかったからである。(^_^;)

 今や,中高年にも人気のある携帯ゲーム機であるが,ここまで進歩してしまうと,子どものおもちゃの域を超えている。未就学の児童が,仮想世界のゲームに熱中し,通信機能を駆使して,ゲットしたアイテムのやり取りをする時代が,もうすぐそこまでやってきているのである。

 こうなると,小学校では1年生の段階から,ネットの影の部分も指導しなければならなくなるだろう。赤外線通信等で通信しているうちはいいが,インターネットを通した通信ができるとなると話は別だ。どこの誰かもわからない相手とゲームをしながらチャットができるのである。これは本当に怖い。

 また,ゲームの世界で手に入れたアイテムが,現実社会の通貨によって取引されることもある(らしい)。Horryには,まったく理解できない世界である。でも,子ども達はゲームを通して,そんな世界に引き込まれていく(かもしれない)。

 Horryを含めた親の世代は,こういう現実に目を向けなければならない。たかがゲーム機と侮ることなく,携帯用インターネット端末を買い与える覚悟をもって,子ども達に与えなければならない。もちろん,機能の全てを理解し,その危険性を予知した上で,しっかりした指導と監督の下で使わせて欲しい。

 こう書きながら,本当にWebブラウザの機能が使えるならば,そのために買ってもいいと思っているHorryではあるのだが・・・。

2006-03-18

学校のホームページ

 来年度の本校のホームページをどうしようかと,しばらく前から考えています。課題は3つです。条件は,今あるシステムで運用することができなければいけません。新たな予算措置は講じられないのです。

課題1.各学年のホームページを充実してもらうために,情報教育主任としてどう働きかけ,どんなシステムを用意すればいいか。

課題2.保護者の方を対象にしたアンケートでは,行事の予定などをくわしく載せてほしいという意見があった。行事をくわしく掲載することで,児童に危害を加えようとする者に都合の良い情報を与えることにならないか。例えば,その行事名を見ると,児童の下校時刻が予測できるとか・・・。そのためには,どのような方策が考えられるか。

課題3.携帯電話が普及している。携帯電話へのメール配信や携帯用Webページ作成という要望も出てきている。メール配信は,メールアドレス(個人情報)を守りながら,受信する費用に見合った情報を流さなければならない。携帯用のページを作ることは,作成者にとって単純に負担が増えてしまう。それらの希望をかなえるためには,どのような方法をとればいいか。

課題1について,今考えているのは,脱HTMLということです。先生方は学級だよりなどをワープロソフトで作ることができます。そのデータをPDFにして掲載することは可能です。最悪でも,紙ベースで作成してもらい,PDF化して公開しようと思っています。

課題2については,保護者専用のページが作れれば問題ありません。何らかの手段でパスワードを設定したページを作る必要があります。BASIC認証が一番セキュリティが高そうですが,学校からはWebサーバの設定はできません。管理をしている人に頼まなくては・・・。

課題3は,メールアドレス収集の仕方,集めたメールアドレスの管理,コロコロ変わる携帯のメールアドレスへの対応,配信する文書の作成,携帯用ページ作成などの課題が山積です。専用ソフトが発売されていますが,とてもそんなお金は出せません。メルマガを配信する感覚で実行できれば,登録者にメールアドレスが漏れることはほとんどないのですが・・・。この課題解決が一番大変だと思います。

 というわけで,どこまで解決できるかわかりませんが,多くの実践例を見ながら,本校のシステムを構築して行こうと思っています。

2006-03-17

フリーアクセスの床

 本校の職員室もPC室もフリーアクセスである。床下にLANケーブル等がかくれるので,床面はすっきりとフラットである。しかし,メンテナンスのしやすさという点では,多少疑問が残る。

 例えば,自分で職員室LANを敷設する時には,簡単な図面を描いて保存しておく。トポロジーがわからないと,メンテナンスがしにくいのだ。フリーアクセスでなければ,床面等にモールをつけて,その中に入れるので,図面がなくてもケーブルをたどればつながり具合がわかるのだが・・・。

 とりあえず,職員室内のIP電話設置のために,床面をはがして考えてみなければ・・・。

2006-03-16

個人情報流出を防ぐために

 今日,市教委から個人情報の流出を防ぐための通知が届いた。3月31日までに報告しなければならないのだが,Winnyを中心とした個人情報流出が大きな問題になっているだけに,仕方のないことだと思う。情報担当者としては,責任をもって対策してきたつもりだが,その確認をしなければならない。

 まず,学校内のPC(学校用,個人用を問わず)と職員が家庭で使用している私用PC(個人情報を扱うことがあるもの)のウイルスチェックをしなければならない。ウイルス対策ソフトの最新データを使って,全てスキャンする。

 学校ではウイルスバスターのコーポレーテッドエディションを使っているので,スキャンすればいいだけなのだが,何しろ台数が多い。児童用40台,事務用10台,各教室用のノートPC20数台,教卓に組み込まれたPC12台・・・。全職員にスキャンのしかたを説明し,手分けして取り組むわけだが,ファイルが多い場合はスキャンに時間がかかる。その間,通常業務に支障をきたす恐れもある。

 常に仕事に使われているPCについては,卒業式開始前にスキャンを開始し,卒業式が終わったらスキャンも終わっているという方法をとろうと思っている。児童用のPCは,仕方がないので,放課後にでもスキャンするしかなさそうである。その他の教室にあるPCは,使用しない授業中にスキャンしてもらおうか・・・。

 その他に,Winny使用の有無を確認する。さらに,個人情報の入ったファイルの扱いを共通理解する。原則持ち出し禁止なのだが,この時期は,特に危険である。リムーバブルメディアの場合は,紛失の恐れもあるのでさらに危険であろう。

 もちろん,個人情報の入ったファイルをメールで送ることも危険であることを知らせなくてはならない。さて,通知にはなかったが,インターネット上のパーソナルスペース(インターネットディスクのようなもの)を使うこともどうだろうか。もしも,そのサーバがウイルスに感染したら,そこから流出してしまうことも考えられるのである。

 インターネット上を流れているプロトコルは,いつ,どこで,だれにインターセプトされるかもわからない。仕事を便利にするはずのICTが,仕事上の危険を増加させ,担当者の負担を増えさせることもあるのか・・・。

 とりあえず,ウイルススキャンとWinnyのチェックの仕方を先生方に説明する方法を考えなければ・・・。

2006-03-15

卒業式用DVD完成

 ここ数年,卒業式の直前(保護者が入場して,卒業生入場を待つ間)に学校での子ども達の様子を撮影した写真を使ったスライドショーを流しています。最初は,パワーポイントでものすごい量(100枚以上)のスライドを作っていましたが,準備がとても大変でした。その後は,フリーウエアのスライドショー作成ソフトを使ったこともありました。

 昨年度からは,Microsoft社純正の「フォトストーリー」を使っています。フリーでダウンロードできるソフトとしては大変秀逸で,手軽にスライドショーを作成することができます。

 実は,どのソフトを使っても,スライドショーの作成自体はほとんど苦労しません。千枚くらいある写真の中から,使う写真をセレクトする作業が一番大変なのです。スライドショーの上映時間は15分程度です。1枚の写真の表示時間を5秒とすると,15分間のスライドショーでは,180枚の写真が使用されます。今年は,写真が少なかったのですが,それでも600枚から180枚を選ぶというのは結構しんどいものです。

 選んだ写真を時系列に並べ,ズームやパンなどのアニメーションを設定します。この動きによって,静止画がまるでビデオ作品のような動きのあるスライドショーに変身するのです。この動きに,作者のセンスが現れるので,1枚ずつていねいに指定していきます。これも時間のかかる作業です。ここまでできれば,あとは音楽を入れて完成です。

 フォトストーリーは,イメージに合った曲を作ってくれる機能があるので,著作権法に違反しない作品が作れます。

 出来上がるファイルは,WMV(Windows Media Video)なので,メディアプレーヤーで再生できます。これをもとにして,DVD-Videoを作ることも可能です。

 今日,何とか卒業式用のスライドショーを完成させました。使用した写真が181枚なので,15分05秒の作品になりました。職員室で試写したところ,6年の担任をはじめ,見た職員は感動してくれました。自分で作ってみたいという職員も現れました。職員室のICT活用に少しだけ役立ったような気がします。

 卒業式当日が楽しみになってきました。

2006-03-13

Excelの表をWordに貼る

 会計報告の時期ですね。今回のお題は,
「Excelで作った表をWordに貼り付ける時に,表がページをまたぐようにするにはどうするか。」
です。

 WordとExcelはMS-Office仲間なので,ファイルの連携はよくとれています。しかし,それが逆効果になってしまうこともあります。WordにExcelの表を貼り付ける場合,通常は「オブジェクト」として挿入します。しかし,こうして貼ったExcelの表は,数値を変えたり,再計算したりすることはできるのですが,ページをまたぐことができません。そこでこんな方法をとりました。

  1. Excelの表の必要な部分を選択する。
  2. 右クリックや編集メニューなどからコピーを選択する。
  3. Wordに移り,「編集」→「形式を選択して貼り付け」→「リッチテキスト形式」を選択する。

 こうすると,Excelの表がWordの表に変換されます。こうなれば,Word上で書式を変えたり,セルの幅を変えたりするのも簡単ですね。

 もしも,表がうまくページをまたがないときには,表を右クリックして「表のプロパティ」を選択します。その中の「行」というタブをクリックして,「オプション」の「行の途中で改ページする」にチェックを入れます。この方法は,指導案などのように表がページをまたぐ場合にも有効です。

2006-03-09

ITをわかりやすく解説する取り組み1

 インターネットが発達して,コンピュータはネットワークにつながっていることが当たり前のようになってきました。おかげで,IT初心者の先生方に向けての研修を行うことも減ってきてはいるのですが,まだまだニーズがありそうです。初心者の方にとっては,未だにIT用語は難解なようです。

 そこで,難しいと思われているITを少しでもわかりやすく解説するにはどうすればいいかを考えていくコーナーを作りました。今回はその1回目。このブログは,ネットワークの専門家の方も見ていてくださいますので,間違えたら恥ずかしいのですが,時々書いていきます。

 さて,今回は「ネットワーク上のコンピュータはどうやって相手を見分けているか。」ということです。

 ホームページのアドレスを,見たり聞いたりしたことはあると思います。http://(エイチ ティー ティー ピー コロン スラッシュ スラッシュ)<カタカナで書くと面倒ですね>で始まる,アルファベットと「.」(ドット=ピリオド)の集まりです。実は,これはコンピュータの住所を,人間にわかりやすいように変換したものなのです。変換前は,1~3桁の数字が4組並んだものなのです。例えば,192.168.1.253なんていう数字をhogehoge.comなんていうふうに変えてくれます。それを変換する機械がネットワーク上に用意されています。

 さて,4組の数字の並んだ住所のことを「IP(アイ ピー)アドレス」と言います。IPアドレスに使える数字は,0~255の256通りです。256が4組ですから,256の4乗=4,294,967,296≒43億通りの住所が作れます。中には,使えない数字の組み合わせもいくつかありますが・・・。

 世界の人口は約60億人ですから,コンピュータの数は43億台もないだろうと思われていた時代は,これで足りたのですが・・・。

 今回のまとめ
 ネットワークにつながっているコンピュータは,(多くの場合)IPアドレスという番号を持っています。コンピュータは,ネットワークを通してIPアドレスという住所を探し出して通信するのです。わかりやすくなっていたかな?

 次回はいつになるかわかりませんが,今回はここまで。


-天気予報コム-