テレビで言い足りなかったこと(その3)
時代が変化することによって,求められる学力は変化します。子どもたちを自動車に例えると怒られるかもしれませんが,公教育について書いてみます。
例えば,高度成長の時代。働き手が欲しかったので,60km/h程度で走れる軽自動車を大量生産してきました。
経済発展に伴って,経済界に高速道路網が整備され,高速道路を快適に走れる普通車を作るようになりました。
現在は,世界とレースをしたい人が増えてきました。レースカーはコストがかかります。すでに,公教育では面倒が見られません。
そこで,塾なり私学なりにいってTuneupするわけです。F1マシンなんか,1台作るのに,何十億円,何百億円のお金がかかるんですよね。そういう車が,海外に出て,外国と渡り合えばいいわけです。
言っていることは,わかりにくいかもしれませんが,公教育としての役割は,全ての子どもたちを,高速道路を安全に走れる普通車にしてあげることなのではないでしょうか。
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