無償だからこそ
職場で,コンピュータについての相談やプリンタの紙詰まり処理などの雑用をおおせつかることが多くあります。いわゆる情報機器に強い人間と見られているからです。
これらの仕事は,本来の業務とは,あまり関係のない部分かも知れません。本来,行政や業者が行うべき仕事を,代わりに行っていることが多いからです。
学校の中でエクセルやワードの使い方や,写真のレタッチの仕方などを教えても,当然お金はいただきません。また,プリンタの修理業者が来るまでの間,できるだけの対処をして,校務に支障がないように努めるのも,無償です。
でも,無償だから楽しいっていうことが多いような気がするのです。どんな仕事でもそうだと思うのですが,お金をいただく=プロフェッショナルなわけですから,それなりの責任も生じますし,常にモチベーションを高めておく必要もあります。お金をいただけないなら,そんな責任はありませんし,無理して行う必要もありません。
コンピュータの操作について,最初から分かっていたわけではありません。今だって怪しいものです。ただ,他の人より早くコンピュータを使い始めたに過ぎません。好きだからお金を出して機械を購入し,試行錯誤しながら,数々の失敗を乗り越えてきたに過ぎません。
コンピュータ関係に使ったお金は,国産の新車1台分は超えているでしょう。でも,元をとろうなんて思いません。あくまでも趣味の一つなのですから。お金を稼がないから,趣味として続けることができるのかもしれません。
さて,明日は,保健室から会議室までのLAN配線を,児童系から職員系に変更する工事をしなければ・・・。(これも教員の業務の一環なのかな?)
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