ハリーポッターについての疑問点
ハリーポッターが,いよいよ完結しました。といっても日本語版はまだまだ先のようなので,ネタばらしはしませんが・・・。
ハリーポッターの物語の中では,『血』が重要なファクターになっている気がします。マグル(普通の人間)生まれのハーマイオニーが,マルフォイに「穢れた血」と呼ばれ,ロンが激怒します。第6巻は「謎のプリンス」と訳されましたが,原題は「Half Blood Prince」(混血のプリンス)となっています。
ここで疑問なのです。ハーマイオニーは,普通の人間の家庭に生まれた魔女です。ロンは代々続く魔法使いの家庭に生まれた魔法使いです。ハリーの母親リリーは,マグル出身の魔女です。
スリザリンの求める純血とは,いったいどんなことなのでしょうか。ロンは純血。ハーマイオニーはちがう。ハリーは?母親がマグル出身であっても,魔女ですから,魔法使いと魔女の間に生まれたということで,純血にはならないのでしょうか。
もっと深く考えれば,あれだけ特殊な社会に生きている魔法使いや魔女が,人間界で異性と知り合い,結婚することなんてありえないような気がするのですが・・・。
それとも,昔の江戸っ子のように,三代続けば江戸っ子と名乗っていい!みたいな感じなのでしょうか。
J.K.ROWLINGさんが言うとおり,最終巻は最高傑作かもしれません。おっと。これ以上書くとネタばれが・・・。
コメント