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ザスパのホーム戦では,ゴール裏で叫んでいます。 本職は,小学校の教員。 中学校の免許教科は理科です。 リンゴマークのついたものが大好きです。

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2007-02-25

小学生向け情報テキスト

 先日,東京で小学生向け情報教育テキスト「私たちと情報」(学研)のセミナーがありました。情報という教科はありませんし,当然文部科学省の検定も通っていないので教科書ではありません。しかし,内容はばっちり教科書として通用するものだと思いました。

 情報教育は,学習指導要領に位置づけられ(情報教育という名前ではなく,情報教育的視点が入っているだけですけど),総合的な学習の時間や各教科の時間に扱われるようになりました。しかし,多くの学校では「コンピュータ・リテラシー」を指導する時間のように扱われている現実があります。

 情報教育の三つの目標に沿った,本当の意味での情報教育が行われるためには,上記のようなテキストが必要です。何しろ,われわれ教員は,教科書があれば授業を組み立てることができるスキルは持ち合わせているのですから。総合的な学習の時間がうまく機能していない学校があるのは,教科書を作らなかったからではないかと考えてしまいます。

 高度情報化社会と言われている現在,情報の波におぼれることなく,しっかり進んでいける人間を育てるには,情報教育を意図的・系統的に行っていく必要があります。そんな中で,ある特定のOSの操作方法や,ある特定のアプリケーションソフトの使い方を教えることにどんな意味があるのでしょうか。子ども達の操作スキルは,ほんの少しのきっかけで劇的に向上していきます。その速さは,われわれ大人とは比べものにならないくらい速いのです。

 Horryの勤務している市では,総合的な学習の時間に英語活動が入ることが決まりました。学年によって時数は違いますが,真っ先に削られるのが情報に関する時間かもしれません。総合的な学習の時間をはじめ,各教科で使用するスキルを教えるだけの時間は残して,情報教育的な部分は各教科の時間に振り分けていくことになります。

 Horryは,各教科の時間の中で,情報教育に関連する部分を,情報教育的な視点で行っていくことが,現在の操作スキル偏重の情報教育よりも真の意味での情報教育になるのではないかと期待しています。

 ものすごくわかりにくい文章ですね。Horry自身が,情報活用の実践力を身につけなければいけないようです。

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コメント

 セミナーでは、帰り間際のご挨拶になり失礼しました。私もテキストを買いましたが、奮発して指導書も買いました。よく体系化されたテキストだと思います。このテキストがあれば、情報教育の授業はだれでもできますね。
 それから、もう一つ。小学校英語です。鳥飼久美子さんの「危うし!小学校英語」文春文庫を読んだのですが、すこし鳥飼さんの考え方に傾きつつあります。
最近は、情報教育、小学校英語、特別支援教育に関心のあるcoropapaでした。

指導書私もほしいですね。
販売はすでにされているのでしょうか?

 コメントありがとうございます。

 英語についても勉強を始めていますが,難しいです。

 あと,指導書は販売が始まったと思います。一般の書店ではなく,教材会社を通しての販売になるようなことを言っていました。学研に聞くと,地元の業者さんを教えてもらえるようです。

なるほど、ありがとうございます。
また時間があるときに、m-SNS ものぞいてくださいね。

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