入試制度そのものの改革を
ネットを使ったカンニング事件がニュースになっていますね。これは,単独では難しいのではないかと思うのですが・・・。
携帯端末である程度の長文を見つからないようにうつのは,けっこう目立つと思うから。
この問題は,ケータイの問題ではないことに,みんな気付いているのだろうか。
短期記憶の量によって合否が判断される現在の入試制度では,このような問題がなくなるとは思えない。
実際に大学に入れば,レポートの作成などにネットは必需品。
中には,ネットから丸ごとコピペなんていう輩もいるらしいが。
実際,大学入試の時に覚えた知識が,実社会で生かされているだろうか。
Qさまに出ているインテリ芸人さんたちは,それで飯を食っているようだけど。
いっそのこと,PCだろうが辞書だろうが何でも持ち込み可にして,世界中の情報を有効に活用できる人材を入学させてみてはどうだろうか。
大学入試が変わらないから,高校入試が変わらない。
高校入試が変わらないから中学校教育にも限界が出る。
いくら小学校で「生きる力」を育んでも,中学校に入ったら入試がちらついてくる。
高校はもはや予備校となっている感すらある。
大学入試制度を抜本的に改革する時期に来ていると思うのだが。
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