いたちごっこ
我が家にあるコンピュータは,いまだにXPで動いています。Vistaにするほど能力が高くないのです。
Horryがコンピュータを使い始めたのが,今から20年以上前。その頃と比べると,ハードもソフトも格段に性能が上がっています。
OSにしても,アプリケーションにしても,新しいものを使おうとすると,ハードが追いつかなくなります。仕方なく,まだ使えるPCを廃棄して,新しいものを購入すると・・・。
これが,経済的に成長を続けるためには,不可欠なことなのです。
あまり必要のない機能を盛り込むことによって,ハードの性能が必要となり,新しいPCが売れる。古いものを大切に使おうとしても,サポートが切れ,セキュリティが・・・と言われるのです。
テレビもそうです。うちの父が,大きな地デジ対応テレビを買いました。でも,ローカルな放送局の地デジ電波が届かないので,アナログモードで見ています。
もちろん,データボタンなんて,ほとんど押さないでしょう。ネットワークにもつながってないし・・・。
そんな家庭には,地デジなんて要らないのです。アナログ放送をやめるのも,各家庭に普及しきってしまったテレビを買い換えさせるための,政府主導の策略ではないかとさえ感じてしまいます。
まだまだ使えるテレビを廃棄して,新しいものを買う。40~50年前の日本に逆戻りしてしまったかのような,アンチ・エコな印象を受けるのは,私だけでしょうか。
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