イタリア人に誤解される日本語
イタリアから帰国して10年以上経ちましたが,未だに,ふとした拍子にイタリア語を思い出します。
今回は,イタリア人に誤解される日本語を三つ紹介します。
1.「アメ!」「だめ!」
お母さんと子どもの会話です。子どもが飴を欲しがり「アメ!」と言うと,お母さんは「だめ!」とたしなめます。
A ME.(アメ)は,英語に直すと"To me."
DA ME.(ダメ)は,英語に直すと"From me."
ですから,これをイタリア人が聞くと・・・。「私に!」「私から!」となります。
子どもが「私にちょうだい!」と言っていて,お母さんが「あげるわよ。」と言っているのにアメをあげないんです。変でしょ?
2.あっ!ゆうと!
ゆうとくんという子どもやお友だちがいたとしましょう。遠くからゆうとくんを見つけ,「あっ,ゆうと!」と叫ぶと,イタリア人が寄ってきます。
イタリア語で「アユート」とは,英語の"Help"と同じです。大きな声で「助けて!」と言っているわけです。下手をすると,指差された「ゆうと」くんは,捕らえられてしまうかも・・・。
3.閣下!
普通の人は,こんな呼び方はしません。でも,まれに「閣下」と呼ばれる人がいます。
イタリアで,誰かを「閣下」と呼ぶ時には,イタリア人がいないことを確認しましょう。
イタリア語で「カッカ」とは,「う○こ」のことです。複数形は「カッキ」ですが・・・。
他にもありますが,今回はここまで。
CIVEDIAMO DOPO.
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