図書館と著作権
図書館に行くと,本を無料で借りることができます。古い本から新しい本まで。
著作者にとっては,大損害ではないのでしょうか。図書館がなければ,購入してくれたかもしれない本を,無料で貸し出しているのですから・・・。
そもそも,図書館が無料で本を貸し出しているのが当たり前になっているから,著作権意識が育たないのではないでしょうか。著作者の権利として,「無料で貸し出されては困る」と主張することはできないのでしょうか。
図書館の存在価値は,本の保存だと思います。その本を閲覧するには,著作権料分だけでも負担すべきです。とりあえず,著作者と発行者に定価の1割ずつを支払うようにすればどうでしょうか。図書館の運営も金銭的に厳しいそうですから,定価の3割を徴収し,著作者,発行者,図書館で公平に分けたらどうでしょう。
定価2,000円の本の場合,借りるのに600円かかりますが,200円ずつを三者で受け取れることになります。このくらいなら,負担して欲しいものです。
音楽については,著作権意識が浸透してきていますが,本についても,著作者の権利を尊重しなければいけないと思うのですが・・・。
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