シャベルが使えない?
今日,学校の子ども達と花壇に花を植えました。苗を並べておいて,一人一人に土を掘らせて,植えさせていきました。
花壇の土は,事前に耕していたのですが,その後雨が降ったので,少し締まった感じでした。そこをシャベル(移植ごて)で掘らせたわけですが,我々がやれば1つの苗を植えるのに30秒もかからないでしょう。ところが・・・。
しばらく待っても穴が掘れていない子が・・・。見ると,シャベルで土を削っています。う~ん,生活経験が不足しているかな?と思いました。
私の年代が子どもの頃は,シャベルで穴を掘るのはもちろん,小刀で木を削ったり,のこぎりで木を切ったり,鉈で竹を割ったり・・・。(時々怪我はしましたけどね)鉛筆を削るのは,今でも上手だと思っています。(^_^;)
手先を使って何かをする。これが物づくりの基本ですよね。こういう生活経験の場が失われていることは,日本の産業界にとっても,危機的状況と言えるのではないかと思います。生活科,図画工作科,総合的な学習の時間などで,少しずつ体験させていくことが大切なんですね。
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