教育の情報化強化月間
2005年度も終わろうとしている。e-Japanで計画された教育の情報化の進展が間に合いそうもないので,文部科学省は
e-Japan戦略の目標達成に向けて
-教育の情報化の推進のためのアクションプラン-
を策定し,3月を教育の情報化強化月間とすることにした。
全ての教室から高速回線でインターネットに接続する。普通教室に2台のコンピュータを配置する等,インフラ整備の遅れを何とかしようということらしい。お金のない自治体は,ネットデイでもやって校内LANを整備しようということらしい。
Horryは,学校のLAN回線をネットデイで設置する手伝いをするボランティア団体に所属している。ネットデイとは,学校の職員,保護者そしてボランティアが協力して学校のLANを設置する活動である。LANの設計をはじめ,資材の準備,参加者の募集等の準備は,ノウハウを持っている私たちでも大変である。今までネットデイをしたことのない自治体で3月末までにネットデイをしようと思ったら,今から計画してもギリギリであろう。
さて,教員であるHorryは,「全ての教員が情報機器を使って授業をすることができる」という「教育の情報化」の目標の一つを達成するために,校内の「教育の情報化強化月間」を実施しようと思う。年度末の忙しい中であるが,できるだけ多くの人が参加できる時間をみつけて,授業でのIT活用についての研修会を開くのである。目標は,『3月末までに最低1回は情報機器を使った授業をしよう!』とでもしようか。
全ての普通教室にプロジェクタ・コンピュータ・ビデオ+DVDが内蔵された教卓が設置されているのだから,使わない手はない!情報機器は最初は難しく感じるかもしれないが,慣れれば授業を助ける強力なツールとなる。さて,研修の計画を立てて,テキストの準備を始めなければ・・・。
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