環境を守るために
エコカー減税は、明らかに悪法です。
たしかに、ハイブリッドや電気自動車は、CO2の排出量が少ないかもしれません。
しかし、3,000ccもあるような自動車にまで、減税と補助金という恩恵があるなんて、信じられません。
軽自動車の4倍もの排気量で、3倍以上重い車体を動かす車です。
7〜9人も乗れるほど大きな車体に、ほとんどの時は一人しか乗っていません。
本当にエコカーを奨励したいなら、軽自動車にこそ手厚い補助金を用意するべきではないでしょうか。
軽自動車は原則非課税。
小型自動車は減税。
普通自動車以上は排気量に応じて増税すれば良いと思います。
そうすれば、多くの人が小さな車(エコな車)に乗ることになるでしょう。
また、高速道路の無料化と、ガソリンの暫定税率の廃止が言われています。
それは、大いに結構ですが、結果として、CO2の排出量が増えてしまいます。
ですから、新たに環境税を創設し、ガソリン1リットルあたり100円くらいの税金をかければ良いと思います。
CO2を出す人は、それ相応のお金を払いなさいということです。
エコカー減税は、不況で経営が厳しくなった自動車業界を救済するためのばらまきですから、今のようなやり方なのは仕方がないのかもしれません。
何しろ、日本で一番大きな自動車メーカーは、軽自動車を作っていないのですから・・・。
経済対策としてのエコではなく、本当に地球環境を守るための施策を、考えてほしいと思います。
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