経済成長にはインフレが必要だ
今、日本の経済は停滞しています。
これは、お金が天下を回らなくなったからおこっている現象です。
お金の流れを止めるために働いたのが、デフレです。
物価が安くなるのだから、経済活動が活発になるかというと、そうではありません。
商品を作るためにかかるコスト(ほとんどは人件費)を抑えなければ、価格を引き下げることは困難です。
ですから、人件費の高い日本から安い外国へと工場を移転するのです。
ということは、工場労働者が要らなくなります。
物価が安くなると、商品一つあたりのもうけが少なくなります。
当然、生産者に入るお金も少なくなります。
物価が上がれば、コストがかかっても良いので、日本人の労働者が再雇用されるかもしれません。
また、小売業にお金が入ると、運輸、生産など、様々な業種にお金が回り出します。
さて、ゆるやかなインフレを作り出すために、コストのかからない方法を考えてみました。
ひとつは、消費税の値上げです。
消費税が上がることで、便乗値上げを呼び込むのです。
もう一つは、5万円札、10万円札の発行です。
財布の中の1万円札をくずすと、あっという間になくなってしまいませんか?
これと同じように、財布の中の10万円札をくずすと、1万円札が羽が生えたように飛んでいくのです。
二千円札は、微妙すぎて失敗でしたが、とりあえず5万円札を出してみてはいかがでしょうか。
みんながお金を使う
↓
物価が上がる
↓
遅れて給料が上がる
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長期ローンの返済が楽になる
↓
ますますお金を使う
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製造業を中心に収益が上がる
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持続的に経済成長できる
こんな皮算用なんですけどね。
ちなみに、給料は公務員から引き上げるべきです。
経済対策なので、他に流用されては困りますから、国や地方公共団体から直接渡せる公務員に渡すべきです。
リストラのリスクが少ない公務員なら、安心してもらったお金を使えますし。
経済効果は抜群です。
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