過保護な社会も考え物かも
朝,通勤のために自動車を走らせていると,横断歩道や交差点に立っている旗を持った人をたくさん見かけます。
子ども達の安全な登校のために,朝早くから頑張っている人々です。
でも,少し気になることがあります。
旗に守られているという安心感からか,左右を確認しないで渡る子どもがほとんどだということです。
子ども達が道路を歩く時に,必ず旗を振ってくれる人がいるとは限りません。
いつも旗に見守られている子ども達は,自分一人で横断歩道を渡るとき,左右をきちんと確認することができるのでしょうか。
交通戦争と言う言葉は,遠い昭和の昔に置いてきてしまったのかもしれません。
でも,自分の身を守ることを知らない子ども達が,今後,交通社会の一員として生きていくことはできるのでしょうか。
交通に関しては,旗を振ってやるという組織が確立しているから,左右を確認しなくても,一応大丈夫でしょう。
でも,ケータイの問題はどうでしょうか。
いつも見守ってくれる大人はいないのです。
「自ら考え・・・」なんていう言葉をよく目にします。
でも,自ら考える機会を減らす方向で,子ども達を守りすぎているような気がしないでもありません。
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