噴火!
予想通り,浅間山が噴火しました。
朝7時頃から火山性の地震が増え始め,およそ19時間後に噴火したわけです。
今回は,幸いなことに小噴火で,大きな被害は出ていないようです。
朝7時前に茨城県沖で起きた地震で,マグマだまりが揺らされて,噴火につながったなんていうことはないでしょうけど・・・。
浅間山といえば,天明3年(1783年)の噴火「天明の大噴火」が有名です。
火砕流は岩屑(がんせつ)なだれとなって,鎌原(かんばら)村は,飲み込まれてしまいました。
岩屑なだれは,吾妻川を堰き止め,決壊した時の洪水によってたくさんの人が流されました。
大量に噴出された火山灰や火山ガスは,偏西風に乗って北半球全域に広がり,大規模な気候変動を巻き起こしたことでしょう。
この気候変動によって,作物が育たず,日本では天明の大飢饉がおこりました。
また,遠くヨーロッパでは,「フランス革命(1789年)」の原因の一つになったという説があります。(このブログにも以前書きました)
今回のような「小」噴火で,エネルギーを放出してくれていれば,「大」噴火を起こすようなことはないと信じているHorryでした。
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