前橋市にも美術館や博物館が欲しいな
来年の春,中核市に移行する前橋市ですが,文化施設面ではだいぶ寂しい状況です。
お隣の高崎市には,すばらしい建築の音楽センターがあり,市民が美術品に触れるためのシティギャラリーがあります。県有施設ですが,歴史博物館や県立美術館もあります。
ところが,県庁を有する前橋市には,文学館や文書館はあるものの,美術館や博物館は見当たりません。
昔,繭の集荷場として栄えていた前橋市には,当時の面影を色濃く残す赤レンガの倉庫が残っています。
これを買い取って,中を改修して美術館を作るなんていうのはどうでしょうか。高価な作品を展示しなくても,市民が安価に借りて展覧会を開けるような場所でも良いかもしれません。
また,交通が便利なところに,博物館を作るというのも良いかもしれません。特に,小学校の子どもたちが,市や県の歴史を知ることのできる,学習に特化した歴史民族資料館でも良いと思います。
箱物行政は,税金の無駄遣いなどと言われることがありますが,あまりお金をかけないで,小さな文化施設を作っていただけると,すばらしいと思うのですが・・・。
特に,朔太郎の詩にちなんだ場所に,その風景を再現して,観光客の皆さんが訪ねて歩ける場所を作るというのも賑わいを呼び戻すことに一役買うような気がしますけど。
そういえば,古い前橋駅の移築というのは頓挫してしまったのでしょうか。
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