テレビで言い足りなかったこと
テレビでは,後半,真ん中の方たちの発言が多くなって,なかなか発言できなかったのですが,言い足りないので,ここに書いておきます。
まず,教員の評価の問題です。
評価は確かに大切です。しかし,それによって給与に格差を設けることには,反対というか,効果がないと思います。
だいたい,現在の安い給料で,こんなにつらい仕事をしている教師が,多少給与が上乗せされるからといって喜ぶでしょうか。(一部の人は大喜びかもしれませんが・・・)
もともと,大金が欲しかったら教員なんてしていないわけで,子どもたちに学力をつけるという崇高な使命感で仕事をしているのです。
ですから,がんばった先生にはたくさん給料を上げますよ。なんていうのは,札束で横っ面をたたくようで,使命感に燃える教師に対して,本当に失礼な話なのです。
実際,お金は多い方がうれしいですけどね。でも,相対評価ならば,誰かが増えれば誰かが減らされるわけで,学校という組織の運営には,大きな支障が出るでしょう。
絶対評価だったら,支出を削減したいわけですから,いい評価をつけてくれるはずがありません。
というわけで,教員の給与に差をつけるというのは,無理だと思うのですが・・・。
そんなことになったら,大変なクラスを担任したい人なんて,いなくなりますよ。
NHK見損ないました。残念。
学級担任は苦労しているのだから、担任手当を出すべきだと思う。ってのは、どうでしょうか。
投稿: たなぽん | 2008-03-10 21:38
コメントありがとうございます。
私が複式学級を担任している時には,ほんの少し手当てが出ました。
今日は学校で「46歳!」と言われ続けていました。名札に年齢って必要なんだろうか・・・。
文部科学省は,教員の残業手当の検討を始めたそうですが,無理でしょうね。高額すぎて・・・。
投稿: Horry | 2008-03-10 21:50