新学習指導要領のページ
文部科学省のホームページに,新しい学習指導要領についてのページができました。
内容を見てみると・・・。小学校では,国語・社会・算数・理科・体育が微増。総合的な学習の時間は減少,「外国語活動(仮称)」の新設が目に付きます。
国語は,1・2年生が(週当たり:以下略)1時間増,3・4年生は0.3時間増,5年生は0.1時間減,6年生は据え置きです。
社会は,4年生が0.2時間増,5年生が0.3時間増,6年生が0.1時間増ということです。
算数は,1・2年生が0.6時間増,3年生以上は0.7時間増です。
理科は,3年生が0.6時間増,4年生が0.4時間増,5・6年生が0.3時間増です。
体育は,1~4年生で0.4時間増加します。
総合的な学習の時間は,3・4年生で1時間減,5・6年生で1.1時間減になります。
5・6年生には,外国語活動が1時間新設されます。
週当たりの時間数は,
1年生:23→25時間
2年生:24→26時間
3年生:26→27時間
4年生以上は,27→28時間と,それぞれ1時間増加します。
ということは,現状の学校週五日制を維持していくとすると,
1年生は毎日5時間授業。
2年生は6時間授業の日が1日。
3年生は6時間授業の日が2日。
4年生以上は,クラブもあるので6時間授業の日が4日ということになります。
低学年の子どもたちに,6時間目の授業をさせるのは大変です。この際,隔週土曜日の授業を復活させる方がいいとさえ思えてきます。
それにしても,子どもたちの心を育てるべき芸術系の授業時数据え置き,生きる力をはぐくむ総合的な学習の時間の削減とは・・・。
特に総合的な学習の時間は,限られた時間でも効果的に力を身に付けるようにしていかないと,子どもたちが大人になったときに役立つ力をつけてやることはできませんね。がんばりましょう!
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