子どもの視点
今日,生活科で町のたんけんに出かけました。子ども達にデジタルカメラで自由に撮影させたのですが,子どもの視点はおもしろいですね。
まず,目に映ったものを素直に写そうとします。ですから,デジカメのデータを整理してみると,木の幹(皮の部分?)や,花のアップ,友だちの手など,いろいろなものが写っています。
また,たまたまゴミ清掃車を発見した子どもが撮影したものは・・・。ゴミを圧縮していく自動車ではなく,ゴミを投げ込む作業員さんの姿でした。う~ん,私とは見ているところが違うんだ・・・。
子どもにカメラを持たせて町に出た時に,気をつけなくてはならないのは,液晶が面に集中するあまり,他のものに対する注意が散漫になるということです。石屋さんの店先に展示してあったド○えもんの石像?を撮影するために,車道に出て行こうとする子どもを見たときには,大声で叫んでしまいました。
手軽なICT入門機器としてのデジタルカメラの可能性は高いと思いますが,子どもの特性を理解した機器選定や,使い方の指導をしていかなければならないと感じた一日でした。
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