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2006-06-06

校内LANの設計

 設計といっても,サーバの設定やドメイン管理などではありません。あくまでも,物理的なケーブルとハブの配置方法の設計です。

 素人が手軽に敷設できるLANは,カテゴリー5のケーブルを使った100Mbpsのものでしょう。カテゴリー6のケーブルは,成端の精度が悪いと,十分な性能を発揮できないので,素人には難しいのです。

 LANは,PC,サーバ,プリンタなどをLANケーブルで結ぶのが一般的です。LANケーブルを分岐させるには,ハブと呼ばれる機械を使います。最近はスイッチングハブがだいぶ安価になってきたので,全てのハブをスイッチングハブにすることができます。

 ハブを中心に,PCなどをどう接続するのかというのをトポロジーと言います。これも直感的でわかりやすいのはスター形を組み合わせたものでしょう。

 簡単に説明します。

 まず,ルータやサーバがつながったハブがあるとします。ここから,各階に縦の配線をしていきます。それぞれの階には,2段目のハブを設置します。そこからそのフロアに,水平の配線をしていくわけです。各教室には,RJ-45のメスのジャックを設置すれば出来上がりです。各教室のジャックにLANケーブルを接続し,必要に応じてハブなどをつないでいけばいいのです。

 最近では,無線LANを使う学校も増えているようですが,無線の場合は,各フロアの2~3教室ごとにアクセスポイントを置く必要がありますから,やはり水平の配線までが必要なのです。(ブリッジ接続という手段もありますが・・・)ただ,無線LANのセキュリティレベルは,有線LANよりも低くなります。校舎の外からでもアクセスできる可能性があるのです。ですから,有線LANのときよりも厳重なセキュリティ対策を施す必要があります。

 あとは,LANケーブルの長さの限界(100mとも80mとも言われています)を知らなければなりません。長すぎると,データの損失が発生する恐れがあり,通信速度が低下したり,通信ができなかったりという減少が発生します。ですから,フロアに設置するハブの位置には,十分に注意する必要があります。(長い校舎になると,端から端まで100mを超えるところもありますから・・・。)

 あとは,ケーブルを通す道を発見すればいいわけです。(これが意外に難しい)これはまた後日。

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校内LANの設計を参照しているブログ:

コメント

教師側LAN と生徒側LAN を最初から
分けて設計することも必要ですね。

http://mochizuki.la.coocan.jp/blog/
http://www.mochizuki.net/

これは基本中の基本ですよね。

そこで大きな問題になるのが,保健室なんです。
養護教諭は,教師側の仕事をしたいわけだし,
児童の保健委員会は,児童側の仕事をするわけです。

というわけで,最近は保健室に2本引き込むケースもあります。

個人情報もありますから、
2台必要かもしれませんね。

養護の先生が扱う端末はセキュリティ管理する必要も
ありますしる

大変ですね、頑張ってください。私がLANの接続に携わっていたころは、TCP/IP
がではじめたころでで、TCP/IP用通信ソフトが高価なため、LLCプロトコルに独自プロトコルを作成してのせて、10base-5やら10base-2やらで、DOSのPCを接続していました。
あのころから、比べると、ノウハウが複雑で、頭の中がごちゃごちゃしちゃいますね。

 独自プロトコルですか・・・。想像すらできません。(^_^;)
 私は,AppleTalkから始めたので,当時の私は,TCP/IPはインターネット専用だと思っていました。(^^ゞ
 今は,スイッチングハブが安価になったので,LANの設計はだいぶ楽になったような気がします。

昔と比べてTCP/IP に統一されたので
考え方はシンプルになっていると思います。

Windows もMac もLinux も同じプロトコルで
接続できるので、
考え方がわかると応用がききますね。

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