Horryの研修会参加術
我々教育公務員は,「たえず研究と修養に努めなければならない」と法律で定められている。だから,年に何回か研修会(研究会やセミナーもある)にも参加する。そんな時のすごし方。
自分が興味をもっている話の場合は,問題なくのめりこんで聴くことができる。当然疑問点が浮かび上がり,質問してみようかという気にもなってくる。だからそれ以上書かない。
では,まったく興味がなく,強制的に参加させられた研修会だったらどうだろうか。講師の話に興味がないので,居眠りして時間を過ごしている人も見かける。そんな時こそ勉強するチャンスなのに・・・。興味のあることは,話なんか聞かなくても自分で勉強することができる。興味のないことは,強制的にでも参加させられなければ勉強しないかもしれないではないか。
さて,興味のない話題で,講師の話もおもしろくない。そんな時のHorryのすごし方は,ずばり!「心の中でツッコミを入れる!」である。講師の揚げ足取りでも何でもいいから,自分の考えをぶつけてみるのだ。
話の内容がわからなかったら,プレゼンの仕方にツッコミを入れる。「この話にこのスライドはないだろう。」とか,「意味のないアニメーション使うなよ。」とか,最後には,「字が小さい!」とか「配色が悪い!」とか・・・。もちろん心の中でである。声に出すと大変なことになるので,ご注意を。
ツッコミを入れながらふと振り返ると,自分も同じことを言われているのではないかと考えるようになる。そうならない人は考えて欲しい。つまり,自分が人前で話すときに注意すべき点を,自分で指摘しているのである。これは,ある意味,立派な研修になると思う。
強制的に参加させられた研修会と,身銭を切って参加した研修会。雰囲気が違うのは当たり前。でも,時間は同じ様に過ぎていく。だから,いやいや参加したのであっても,何か持ち帰らなければ,もったいないではないか。
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