牛乳が嫌いだからじゃないけれど

 最近,食育という言葉をよく耳にすると思います。正しい食生活などに関する教育とでも言いましょうか・・・。

 学校で食育を行うときに重要なのは,バランスの取れた食生活だと思います。ただ,栄養のバランスだけが取れていればいいのでしょうか。決してそんなことはありません。バランスの良い栄養素を,おいしく食べられてこその食事だと思います。

 さて,学校での食事と言えば,学校給食です。これに問題があるのではないかと思うのです。

 ある日のメニューは・・・。
 ごはん,さばの味噌煮,浅漬け,けんちん汁と,ここまではいいですよね。ところがここに牛乳が付くのです。さばの味噌煮を食べながら牛乳を飲むんですよ。

 どんなメニューにも牛乳が出ます。確かにカルシウムは豊富に含まれているかもしれません。適度に脂肪分も含まれ,栄養があることは認めます。でも,和食や中華には合わないと思うのです。

 私は牛乳が苦手です。だから余計,そんな風に感じるのかもしれませんが,統一感のあるメニューに,突然割り込んでくるエイリアンが牛乳のような気がして仕方がありません。

 あと,育ち盛りの子ども達用に作られた給食を,中年以上の教職員が食べるというのも,危険ですよね。炭水化物と脂肪分の多い食事です。メタボリアンな私は,小学校1年生が食べる量より少なく食べているような現状です。

 学校給食から牛乳がなくなったら,きっと全国の牛乳生産者の皆さんが困るんでしょうね。だって,平日は毎日ものすごい量の牛乳が,学校給食に出されているわけですから・・・。

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