忙しい夏休み

 夏休みが近くなってきました。この業界にいると,「夏休みが長くていいですね。」などと言われることがあります。

 ところが,実態はそうではないのです。群馬県の条例で認められた夏季休暇は5日間のみです。あとはカレンダー通りに勤務します。

 夏休みの学校に子どもたちが来ないかというと,そんなことはありません。プール,図書の貸し出し,運動会に向けての鼓笛練習,市の音楽会に向けての合唱練習などが計画されています。その上,今年から,夏休みの補習をすることになりました。

 また,市や県のいろいろな教育団体が,「待ってました!」と,研修会を企画してきます。Horryは,夏休み中に講師が1日と,運営が1日,受講が3日予定されています。

 その他にも,教育委員会とは関係のない研修会の運営にかかわっているので,最低2回は東京に行きます。そのうち1日は勤務日なので,有給休暇をとって出かけます。

 また,土曜日に企画されている科学教室が3回。この資料も作らなければなりません。

 そんなことの合間に,1学期の整理と,2学期以降の準備を進めなければなりません。2学期が始まるとすぐに運動会の練習が始まります。ですから,夏休み中にダンスの講習会に出かけるかもしれません。いっそのこと,ビリーズ・ブートキャンプでもやったら受けるかな?なんて考えたりもします。

 今年は,臨海学校が夏休み中にあるので,その引率もあります。学校のWebページに,現地からケータイで写真付きの記事を送るテストも完了しました。

 こんなことをしながら5日間の夏季休暇を取るのですから,家で仕事をしているかもしれません。「教員の仕事って,夏休みの方が忙しいな!」と感じているのは私だけでしょうか。

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