今日は,市の研究所で「プレゼンテーション入門」の講師をしてきました。
今までは,ソフトウエアの使い方に時間をかけてきましたが,今年は発想を変え,実習中心の組み立てにしました。
まず,プレゼンテーションについて,「伝える」というキーワードで少し話をしました。伝えるために,実物を使ったり,模造紙を使ったり,劇で表現したりすることもできますよね。プレゼンテーション用のソフトを使うのは,一つの手法でしかないんですよね。
その後,パワーポイントでのスライドの作り方を少し実習し,午前中の前半が終了しました。
午前の後半は,「3枚のスライドを作成し,自己紹介を1分間でする。」という課題で作業してもらいました。約1時間かけて,「タイトル」「学校のこと」「私の趣味」という題で3枚のスライドを作り上げ,参加者の自己紹介を兼ねたプレゼン大会で午前中が終了しました。
午後は,学校で子どもたちに指導するポイントとして,「発表の組み立てをしっかり考えさせてから,スライドの作成に入る。」ことを強調しておきました。
そしていよいよ午後の課題!「今から2時間で,この建物を探検し,デジカメで写真を撮り,それを使って5枚のスライドを作り,3分間で発表してください。」をしました。
休憩は,作業の進行状況を見ながら各自とってもらう予定でしたが,ほとんどの人が休みもとらず,真剣に作り上げていきました。
最後に3分間を計測しながら発表会をしました。さすが先生方です。ほとんどの人が3分±10秒でおさめていました。
パソコン研修会の「使い方」からの脱却(?)を目指した取り組みは,一応成功したと思っています。