プレゼンテーション入門

最近は,プレゼンテーション(以下プレゼン)入門と言えば,PowerPoint の研修?というようなイメージをもたれることが多くなっています。でも,PowerPointは,プレゼンに使えるスライドを作って表示させるソフトです。プレゼンのごく一部でしかないのです。

PowerPointが普及する前は,OHPが主流でした。それから,35mmフィルムの「スライド写真」を使うこともありました。アナログでは,模造紙に書いたり,紙芝居にしたり・・・。もちろん,何も使わないのもありですし,実物を見せながらなんていうのは本当に効果があります。

さて,PowerPointを使ってプレゼン用のスライドを作る時に,子どもに指導していることがあります。もちろん,自分も気をつけていますが・・・。

  1. 色合いはコントラストが高くなるようにする。
  2. 文字はできるだけ大きくする。
  3. 文字はできるだけ少なくする。
  4. アウトラインをしっかり把握し,キーワードを決める。
  5. 写真等の資料を効果的に使う。
  6. アニメーション効果は「ここぞ」というポイントのみで使う。

さらに,発表する時には,

  1. スライドに書いてあることは,読み上げない。
  2. 聞いている人の眼を見ながら話す。(アイコンタクト)
  3. 原稿は,できるだけ読まない。
  4. 声の大きさや,話す速さを意図的に変える。
  5. できたら,身振り手振りを加える。

子どもが原稿を見ながら,たどたどしく発表するのは,まだ許せるのですが,大人が原稿を読みながら,聴衆を無視して話をするのは許せません。

上級者になると,聴衆の反応を感じながら,微妙に話し方を変えることができるんですけどね。

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